合宿3日目

今日で3日目。未明に激しい雨が降ったので、正直言うと「朝の散歩をサボれるかな…?」なんて眠りながら考えたが、朝起きてみると清々しい青空が広がっていた。選手たちは初めて経験するスクリメージ合宿でだいぶ傷んできているようで、中には私が戦術上酷使してしまっている選手もいて、選手層の薄いチームがリーグ戦を戦い抜くことの難しさを再認識させられている。

午前中はKayaks単独の練習で、昨日までの反省や問題点を修正するためのドリル中心のメニュー。戸隠高原は予想よりも暑く、もっと涼しいなかで練習できるのかと思っていたが、なかなかキビシい。空気が薄いせいか太陽も刺すように痛い。

昨日は時間切れで練習が中途半端になってしまったので、ペース配分をマネージャーに任せ、まずはオフェンスのプレー確認から。昨日、一昨日とインサイドの速いプレーがなかなかゲインできず、メリハリのあるオフェンスをすることができずにいるが、何度かプレーを繰り返し、どうにか打開策を見いだすことができたようだ。その他、基本的なプレーを何度も反復し、若い選手たちもしっかりとプレーの全体像を意識しながら動けるようになってきた。

ディフェンスは、まずスタンツの確認。プレーチャートはほぼ記憶しているようだが、まだ実際の動きができていない。それに、スタンツによって変化する自分の役割も、まだ理解していないようだ。まず頭で覚えること。そしてそれを実行できるように練習すること。それしかない。

午前中の練習に新潟在住のOBが駆けつけ、スタイルして練習に加わってくれた。地元を遠く離れた今回の合宿だが、予想に反してOB/OGが連日訪れてくれる。人数が増えたとは言え、まだKayaksは11人対11人の練習ができないので、こうしてOBが加わってくれるのは本当に有り難い。

さて、3日目の午後は宇都宮大学さんとのスクリメージ。宿からバスで移動して宇都宮大が使用しているグラウンドに着くと、非常に強い雨が降ってきた。夕立みたいにすぐ上がるかな、と思ったが、この強い雨は結局練習終了まで降り続いた。

練習前はいつも相手大学の監督さんにご挨拶するが、宇都宮大の監督さんは数年前まで仕事の都合で東北にいて、東北学生リーグ加盟大学のコーチをされていたとのこと。まさか飯綱に来て東北リーグに関わりのある方とお会いするとは思っていなかったので、妙に気持ちが和んでしまった。

さて、スクリメージの形式は昨日の午後とほぼ同じで、キッキングに始まり、パススクリメージ、ポイントスクリメージ、そしてボールをドライブするスクリメージをそれぞれ行った。文字どおり土砂降りの雨で、もう少しまともな状態でやらせてあげたかったが、こればかりは仕方がない。それに条件は相手も同じ。Kayaksの頭上にだけ暗雲が立ちこめている訳ではない。

さて、関東学生リーグ2部の宇都宮大学を相手に、今日のKayaksは必死に食い下がり、痛みに耐え、よく頑張った。ディフェンスチームは、なだれ込むような相手オフェンスのインサイドアタックに時折ゲインを許したが、我慢して守り続け、失点はしたものの非常に良いプレーを連発していた。オフェンスチームは、強い相手DTの攻略に手こずりながらも我慢強くプレーし続け、少ないチャンスをものにしてタッチダウンを奪うことに成功した。もちろん、まだまだ実力的にはKayaksは未熟だが、一所懸命ひたむきにプレーし続けることによって、失敗して落胆するヒマも、成功して喜ぶヒマも無いのだ、ということに気付き始めたようだ。

飯綱高原アメリカンフットボールキャンプセンターでの合宿(泊まっている所は戸隠高原だが…)も残すところ明日1日となった。他校とのスクリメージは今日でおしまい。傷んでいる選手ばかりになってしまったが、フットボールならばそれも当たり前。成果があったと胸を張って仙台に帰れるように、明日の最後の練習が終了するまで気合いを入れて頑張ろう!

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    k_sone

    Author:k_sone
    東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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