より深く

今日の仙台は、風はやや強かったが晴れて暖かく、まずまずの練習日和。コーチとOBが来てくれて、熱心に、そして優しく指導してくれた。

今日はオフェンス中心のパートメニューで、ポジション毎に先週コーチから教わったメニューに一所懸命取り組んでいたようだ。私は自分が担当するラインメンのパートでじっくりとファンダメンタルを説き、時間内で可能な限り正しく反復した。まだシーズンが始まったばかりだが、やることは昨シーズンの延長線上にある訳で、選手もマネージャーも徐々にコツを思い出してきたようだ。

昨シーズンは、戦略的に準備したかったプレーが3つだったとしたら、そのうちの1つしかリーグ戦に間に合わなかった。完成度が低くて試合では使えなかったということ。プレーを完成できなかった大きな理由は、選手たちの経験不足とそれをカバーするだけの能力をコーチが持っていなかったこと。そう判断している。

今シーズンも経験不足は否めないが、全く試合経験が無い選手ばかりだった昨年に比べれば、敗戦ばかりとは言え皆試合を経験している。また、今シーズンは私ひとりで全ポジションを教えるのではなく、優秀なコーチングスタッフを揃えることができた。もちろん、全権と全責任は私にあるが、お陰でオフェンスラインひとりひとりのステップワークにまで目が届くようになった。今まではラインのポジションにいながらQBのハンドリングにまで気を配っていたから、コーチングがどうしても広く浅くになりがちだった。今シーズンは、より深く掘り下げて教えることができる。


練習前に、将来有望な選手がひとり、クラブを去った。
もう少し何かしてやれることがあったはずだし、私の厳しさが裏目に出たような気がして何とも言えない苦しい気持ちだ。救われたのは、今日の練習がモチベーションを高く保てたこと。部員たちは、ちゃんと「チーム」になりつつあるようだ。
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プロフィール

k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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