“強情精神”

パッカーズは、シーズン中もオフ・シーズンも常にできるかぎりの肉体的コンディションを保とうとする。トレーニング・キャンプに着いたその日から、練習は極めて速いテンポでスタートするのだ。もし、コンディションが良好でなければ、スタートから取り残されてしまうのである。
(中略)
ロンバルディ・コーチは、常にトップ・コンディションであれという強い要請にともない、少しぐらいのケガでもプレーしなければならぬ、とも言っている。もちろん、彼の意味するところは、選手は40人の一団のひとりなのだから、少々のケガは押してもプレーする精神的な強さが必要だということだが、実際は“少々”以上のケガをしているときでもプレーすることを望むことが多い。彼は、かりにもプレーできる状態なら、チームは必要とするのであるから、ある程度の痛みは克服し、プレーを続けるよう精神的な気構えができていなければならない、と言いたいのである。
(バート・スター/マーク・コックス共著 『クォーターバッキング<個人技術編>』 pp.44-45 ベースボール・マガジン社 1978)


20080306214134優秀なチーム医師、ジェームズ・ネルン博士は苦しい表情のトム・ムーア(1960年~1965年グリーンベイ・パッカーズ、1966年ロサンゼルス・ラムズへ移籍)を完全に無視している。これはロンバルディの典型的な“強情精神”の現れである
(バート・スター/マーク・コックス共著 『クォーターバッキング<個人技術編>』 p.45 ベースボール・マガジン社 1978)


負傷した選手に無理をさせるつもりはないが、Kayaksの選手たちにも少しぐらいの苦しい練習に負けない“強情精神”を持ってもらいたい。どのチームも勝つために練習しているのだから、相手を負かすには苦しい練習をするのが当たり前。ラクして勝てるワケが無い。

若い有望な選手がひとり、相手を負かす前に自分に敗れようとしている。彼が強い心の持ち主であると良いのだが…。
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k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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