今さらだが、

録画したままになっていた、第22回北日本大学王座決定戦パインボウル(11月17日(土) 北海道大学ビッググリーン 対 東北大学ホーネッツ @札幌ドーム)を観た感想。

第1クォーターの立ち上がりは両チームとも互角の戦い。北大はシトロンボウルで観たように、エンプティからモーションしたレシーバーのスィングに早いタイミングでパスを投げるようなオフェンス。東北大は I フォーメーションからのランプレーは比較的安定感があるが、パスが通らない。一進一退の攻防だったが、第1クォーター終了間際、北大が90ヤード以上をドライブして、先制のタッチダウンをあげた。

第2クォーター中盤で東北大オフェンスもリズムをつかみかけるが、ファウルによる罰退もあってなかなか前進できない。一方の北大も、ゲインはするが得点に結びつかない嫌な展開。

前半残り1分。
45ヤードのフィールドゴールを北大が失敗し、東北大は前半最後のチャンス。東北大クォーターバックの見事なフェイクで北大ディフェンス陣の足が止まり、プレーアクションパスで大きく前進。続くプレーで、北大がエンドゾーン内でパスインターフェアランスの反則を犯し、東北大は敵陣ゴール前5ヤードで攻撃権を得た。
ここで東北大はアンバランスラインからのランプレーを選択するが、ゴールラインに一歩届かない。タイムアウトも無く、残り時間も僅かなため誰もがスパイクすると思いきや、クォーターバックはアウトパターンのパスを投げて惜しくも失敗。残り2秒で投げたコフィンコーナーへのパスは、オーバースローでサイドラインを越えてしまう。

結局、前半は7-0で北大がリードしたまま終了。しかし、どちらのチームもオフェンスでリズムがつかめそうでつかめない、イライラする展開。しかも、好守で防いでいるという訳でなく、ゲインされつつもロースコアという展開は、選手にとってもスタッフにとっても、心身共に相当消耗したことだろう。

後半立ち上がり、東北大オフェンスはランプレーでリズムをつかみかけるものの、パスミスやハンドオフミスで自滅気味。逆に北大オフェンスはパスでリズムをつかみ、ゴール前ではランプレーでオープンを走り切って2つ目のタッチダウンで点差を広げる。これでグッとモメンタムを引き寄せた北大は、第3クォーター終了間際にもプレーアクションパスでタッチダウン。21-0とさらにリードを広げる。

早く得点したい東北大は、第4クォーター早々フィールドゴールのチャンスを得るもミスキック。直後に北大はクォーターバックが独走で80ヤードを走り切ってタッチダウン。28-0になり、窮地に追い込まれた東北大はスペシャルプレーを試みるが、失敗。かえって北大に勢いを与え、ランプレーで時間を使われながら、タッチダウンによる追加点を奪われてしまう。最後は、北大がイート・ザ・ボールで試合終了。34-0で北海道大学ビッググリーンが勝利した。

目立ったのは、北大オフェンスのスィングによるホリゾンタルストレッチと、トラップブロックを使ったインサイドアタック。これらをベースに、よりミスやファウルが少なかった北大が勝利を手繰り寄せた、という感じの試合だった。

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k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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