第59回ライスボウル

ライスボウルをテレビ観戦した。今年の対戦は法政大学トマホークスvsオービックシーガルズ。結果は17-47でトマホークスが大敗、社会人チームが日本一に返り咲いた。
見るからに圧倒的な差があった。特にキッキングゲームとシーガルズのオフェンスラインの強さは圧巻だった。甲子園ボウルであれほど立命館大学を圧倒した法政大学のスピードが、社会人相手には全く歯が立たなかった。
スピードと言うより、クイックネスあるいはアジリティの差か。とにかく動き出しが全く違う。独走されても追いついてタックルできていることからも、単純なスピードだけだったらトマホークスの方がやはり上だろう。
しかし、例えばキッキングゲームでは、トマホークスのブロッカー陣が体勢を整える前にシーガルズのラッシュがボールキャリアに迫っていたり、逆にトマホークスのラッシュチームが届く前にシーガルズのブロッカーが完璧なアングルでブロックできるポジションに入っていたり、そうしたスピードは明らかにシーガルズが上だった。
オフェンスラインのブロッキングについても同様である。相手をブロックするのに最適なアングルに自分の体を動かすシーガルズラインのスピードとテクニックは圧倒的で、小柄なRBがラッシングヤードのライスボウル記録を塗り替えたのも彼らの功績が大きいのは言うまでも無い。
経験の差による「目くらまし」的な戦術による勝利ではなく、円熟したテクニックとパワー、スピード、タフネスによって勝利をあげたシーガルズには、多くの学ぶべき点がある。
大差がついたのは残念だが、良いゲームだった。

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k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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