勝率9割!闘将篠竹幹夫

勝率9割!闘将篠竹幹夫1989年5月に出版されたこの本は、日本大学創立100周年、フェニックス創部50周年、故篠竹監督就任30周年の節目に公開された映画『マイフェニックス』(出演:富田靖子、宍戸開、他)を制作した、東急エージェンシーのスポーツ・文化開発室が編集した。

サブタイトルに、「不死鳥日大フェニックス監督に学ぶ勝ち残れる企業戦略」、帯には「アメフトはビジネスに通じる」とあるが、中身は、故篠竹監督が語ったとされる言葉の引用と、フェニックスOBに取材したと言う思い出話ばかりで、単なる映画宣伝の娯楽本といった感は否めない。

私が大学の2年か3年の頃、フェニックスで60番を付けていた方がたまたま仙台におられて、何度か指導していただいたことがある。卒業後も、社会人クラブチーム仙台ブラックボルツで一緒にプレーさせていただいた。その方から、故篠竹監督の冗談のような本当の話(ホントのような冗談?)をたびたび聞かせてもらっていたし、その他にも、関東の大学でアメリカンフットボールをしていた方から、いろいろなエピソードを聞かせてもらって楽しんでいた。この本を読んでいて、その頃を思い出した。

大学4年の春にフェニックスと合同練習をさせていただいた時、間近に篠竹監督とお会いしたが、驚くようなエピソードもこの人ならあり得るかも…と思わせる、まさにカリスマだった。

「たった四年間じゃあないか、青春の四年間を何もかも忘れて、ひとつのことに打ちこめないようで、これからの人生どうするんだ」、と部員たちに怒号をあびせる。
そして負けた翌年は、監督自身が、さらなる闘志を燃やし、グランドに立ち、叫ぶ。
「闘志なき者は去れ! 死ぬ気のある者だけが、グランドに残れ!」

(『勝率9割!闘将篠竹幹夫』 p.185 1989)


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Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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