シトロンボウル2005

第9回アメリカンフットボール東日本王座決定戦、シトロンボウルを観戦した。
昨日は雪が降り積もって悪コンディションが懸念されたが、朝から青空が広がって雪も解け、芝の状態も悪くないようだった。今年のカードは、北日本大学チャンピオンとなった東北大学と、関東大学リーグ代表の明治大学の対戦である。
試合開始早々、明大のモチベーションの低さが気になった。東北学生リーグを制し、北海道代表を破ってボウルゲーム出場を決めた東北大のそれとはかなりの差があるように見えた。戦略的にも戦術的にも東北大の方が優れており、東北リーグの王者らしい戦いぶりで先制のフィールドゴールを奪い、前半は完全に試合を支配しているように見えた。
しかし、まさに紙一重の差なのだが、個人の力量は明大が上だなという印象を持ったのも事実である。
後半、90ヤードの独走タッチダウンを奪った明大はややモチベーションを上げ、モメンタムを引き寄せて東北大の戦略を力でねじ伏せた。要所で2度も東北大のエクスチェンジミスがあり、結果、19-27で東北大は惜敗した。

しっかりとボウルゲームの準備をして多彩なオフェンスと堅実なディフェンスを遂行し、有利にキッキングゲームを展開した東北大だったが、相手が波に乗り切らないうちに突き放すことができず、自らのミスでピンチを招いてしまった。
一方の明治大学は、伝統的なオプションとインサイドアタック、ランパスを執拗に繰り返し、まるで試合を通じてタイミング合わせをしていたかのように、後半は着実なオフェンスを展開し始めた。スタンダードなディフェンスにこだわる姿は、見ていて心地良さすら感じるほどだった。

きれいな青空の下、芝のグラウンドで関東の伝統校を迎えるゲームを戦った東北大学が羨ましく思えた。
あの場所で戦うことを現実的な目標として、Kayaksの復活を改めて誓おう。
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k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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