対山形大学戦

今日、Kayaksにとって2年ぶりの公式戦となる2007年度リーグ戦の初戦、対山形大学トムキャッツ戦を11時から東北工業大学青葉山グラウンドで行なった。

時折雨滴が落ちてくるような空模様で、本格的な雨にはならなかったがグラウンドは相当ぬかるんでいて、コンディションはあまり良くはなかった。それより何より、私がグラウンドに到着した時の選手たちのモチベーションの低さには驚いてしまった。明らかに試合をする精神的準備ができていない。

試合結果は0-51の敗戦。予想以上の大敗だった。

「今の自分たちの実力」とコーチから激励されたが、選手たちの実力はこんなモノではない。彼らのポテンシャルがもっと高いことは確かなのだ。しかし、あくまでポテンシャル(潜在能力)の話で、高いポテンシャルも実際に発揮できなければ何の意味も無いのだ。
持てるチカラを試合で発揮できない、という意味では、今のチームの実力は残念ながらこんなものなのかもしれない。

もちろん、Kayaksの選手の中にも良いプレーをする選手はいたが、アメリカンフットボールがチームスポーツであるからには、チームがユニット(単体)として高いモチベーションを持たなければならないし、ユニットを構成する1人1人が高い能力を発揮できなければならない。

たくさんのOBやファンの方々に来ていただいたが、ご声援に応えることができなかった。出張で仙台を離れた先週以外、私は夏練習のほとんどを部員たちと共に過ごしたのだが、私自身の指導力不足でチームを勝利に近づけることができなかった。それどころか、相手チームのサイドラインから笑い声が聞こえてしまうようなゲームをしてしまって本当に申し訳無い。

戦術や戦略に誤りは無かったはずだが、それよりもそれを遂行する個人的能力を開発しきれなかったことは、私が致命的な失敗をしてしまったということで悔やんでも悔やみきれない。アメリカンフットボールはブロックとタックルから成り立っており、その明白な事実を忘れた訳ではないが、アサイメントミスを無くすことに夢中になり過ぎて、神髄をおろそかにしてしまった。

観戦いただいたOBの中に、20年ぶりに仙台勤務になったという私の1つ下の後輩が来てくれていた。彼と試合後に話をしなかったら、私は正気でいることさえできなかっただろう。
彼は卒業後初めてKayaksの試合を観たそうだが、選手たちはまるで歩いているようにしか見えなかったという。きっとそのとおりだったのだろう。

Kayaksは2週間後に東北工業大学ブルーレイダーズと2戦目を戦う。工大は今日の第2試合で秋田大学オーガーズと対戦し、0-22で敗れたが、僅か11名の選手で最後まで高いモチベーションを持ち続けた戦いぶりは本当に見事だった。次の試合では、Kayaksも彼らに負けないだけの強い意志を持って戦わなければならない。

『できる、できない』ではなく、『やるか、やらないか』だ。部員みんなで頑張ろう!
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プロフィール

k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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