小さな成功の積み重ね

私がコーチになりたての頃に読んだ、武田建先生の「コーチング」という本に次のような記述がある。

「…たとえどんなにいいコーチであっても、負けてしまえば味わうのは口惜しさであり、悲しみである。それが、コーチ自身のやる気をなくしてしまう。過去において、よほどたくさんの成功体験がなければ、何度も挑戦しようという気持がすり減ってしまう」
(武田建 「コーチング」 p.179 誠信書房 1985)

夏合宿後のKayaksは、怪我人が練習を休んだり、チームを去る者が出たりで落ち込んでしまうことが多かった。リーグ戦にも参加出来ず、失敗が多かったというより、成功することが無かったように思う。停滞するチームを見続けているうちに、『よほどたくさんの成功体験がなければ、何度も挑戦しようという気持がすり減ってしまう』という文章が頭から離れなくなった。

先日のミーティングで、「小さな成功を積み重ねよう!」という話をした。『失敗は成功の母』なのはわかるが、今のKayaksにとっては『小さな成功の積み重ね』の方が大切だと思ったからだ。
無理な目標を設定して失敗を重ねるより、実現可能な目標(短期目標)を成功させ、その積み重ねで大きな目標を達成しようという訳だ。例えば春までの間、ウェイトトレーニングの記録を通じて小さな成功を積み重ねたら、ちょっと違った表情の選手たちと会えると思うのだが。
どうだろうか?

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k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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