今日、8月15日は終戦の日。
政治的な主義主張やイデオロギーを云々するつもりは無いが、先の大戦は現実にあったことで(その他の戦争も)、日本は真珠湾を攻撃したし、広島・長崎には原爆が落とされたし、ここ仙台も空襲にあった。このことは事実であり、決して忘れてはならないことだと思う。
私は終戦後20年経って生まれたから戦争の実体験は無いが、両親からは疎開した話を、祖父母からは痛ましい戦争を2度としてはいけないということを、小さい時から聞いてきた。Kayaksの現役部員たちなど今の大学生の親御さんは戦後生まれの方が多いだろう。学生たちにとって戦争体験が徐々に風化したものとなってしまうのも仕方の無いことなのかもしれない。しかし、それで良いのか?
毎年8月の6日と9日にテレビのニュースで式典を見、15日には甲子園で試合中なのにサイレンが鳴って黙祷するなぁ、ぐらいにしか感じなくなってはいけないのだ。難しいことを言うつもりは無いし、難しいことは私にはわからないが、人の命を奪う大義名分など無いのだと思う。
練習前に黙祷を捧げた。
死にたくなんかなかったのに、戦争で亡くなってしまった人たちのために。
毎日暑い中バカみたいにアメリカンフットボールなんてやってられるのも平和だからだ。