ナイチンゲールの沈黙

ナイチンゲールの沈黙
『チーム・バチスタの栄光』に続くメディカル・エンターテインメント第2弾、と帯に書いてあるが、まさにそのとおり! 個性的なキャラクターたちが大学附属病院を舞台に十分に楽しませてくれた。

実際にはあり得ないような能力を持つ看護師が今回の主人公なのだが、著者の洗練された日本語が小気味良く、そんなバカな?!と思わせないあたりはまさにエンターテインメント。読んでいてワクワクする。著者はホンモノの医者らしいが、つくづく文才があるんだな~と思う。オモシロおかしいだけでなく、入院患者の勇気や絶望、これを見守る医師や看護師の思いが、心の奥にまで優しく響いてくる。ただ、今回は田口センセと白鳥のカラミが少なくて、そこは若干モノ足りなかったかも?!

「私が死ぬのは運命よ。だけどあなたの運命はまだあなたの手の中にあるわ。あなたが私と同じ道を選ぶのは勝手だけど、私はそんなことは望まない。だって、その時こそ本当に私は死ぬの。私の存在を最後に消滅させるのは、あなたなのよ」(p.348)

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k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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