06年度公聴会

『06年度東北学連公聴会』の様子を見に行ってきた。
午後2時から約1時間半、加盟各大学の代表(主将や主務)が、議題について予め自チームでまとめた考えを述べあった。
学連提示の議題は5つ。
1. グリーンボウルについて
毎年6月に開催される仙台グリーンボウルの開催意義や試合内容については、ほとんどの大学が普及を目的として選抜チームで試合を行いたいと言っていた。しかし、過去2回を振り返ってみて、どれだけ普及に役立っているかは疑問である。北海道のポテトボウルの例として小学生のマーチングバンドによるハーフタイムショーなどが紹介されたが、これまで以上に広報活動に力を入れなければ単なる自己満足のお祭りイベントに終わってしまう。
少数だったが、東北のレベルアップを図るために対戦相手として関東の大学チームを招致し、単一チームで試合をすべきだという意見もあった。普及目的で選抜チームを結成して試合をするとなると、春の貴重なチーム作りの時間が奪われてしまう。確かに、これもまた正論だろう。

2. 07シーズンのリーグ戦について
最近はずっと仙台の会場で試合が行われてきたが、仙台以外での試合開催について意見を求められた。
大半は、仙台以外でも良いが実際に運営するとなると費用の面でも労力の面でも負担が増えるのでは?という意見だった。
私が現役の頃は、遠征も多かった記憶がある。福島(日大工学部)や山形(山形大)、釜石?(当時は北里大水産学部が加盟していた)などで試合をした記憶がある。チーム間の負担を平均させるには、仙台以外で試合をするのも良いかもしれない。しかし、運営する学連の負担を考えると、原則として仙台で試合を行うが、例えば岩手大学対弘前大学の試合は盛岡で開催するなど、限定的に扱うのが現実的だろう。

3. 規約改正について
理事・評議員や審判員など、OB役員が定員に満たない大学や負担金を期日までに納入しない大学に対して罰則を設ける件について。
大学(のOB)の事情によってOB役員を選出しきれない場合があるだろうから、これに対する罰則を設けるなら、厳し過ぎないものにしていただきたいが、決められた負担金を納期までに支払わないというのはお話にならない。試合への出場を停止するなどの然るべき罰則を科すべきであろう。ほとんどの大学がそういう意見であった。

4. 在仙大学以外の実行委員の選出と仕事割付について
これは、2.の仙台以外での試合開催に繋がるのだが、今は宮城県内の大学だけで実行委員を選出して試合を運営しているが、仙台以外で試合をするなら、当然各地域でも実行委員を選出して仕事を割り当てるべきだという意見だった。

5. 競技力向上クリニックについて
毎年3月下旬に開催されるクリニックについては、例年どおりの実施内容を求める意見がほとんどだった。

以上、各大学から出された意見は、来月4日の理事会決議に少なからず反映されることだろう。

議題とは別に、公聴会に来られていた学連の審判部長から興味深い発言があった。
それは、一昨年あたりから春のオープン戦が減少し、秋のリーグ戦がぶっつけ本番のようになってしまって、イリーガルフォーメーションなどつまらない(という言い方はしてなかったが)ファウルが増えてしまったとのこと。それで、積極的にオープン戦を行ってください、とのことだった。
なるほど昨秋はたくさん試合を見せてもらったが、確かに試合慣れしていないようなファウルが多かった。
Kayaksのように人数が揃わず、春は試合がなかなか組めないというチームもあるだろう。しかし、社会人チーム相手でも良いしスクリメージやOB戦でも良いからオフィシャル審判員を呼び、計画的にオープン戦をしていかないと東北リーグのレベルは下がる一方かもしれない。審判部長もそれを危惧されているのだろう。

今日も何名かの社会人理事(OB役員)が公聴会を運営されていた。こうした方々の苦労があって試合ができるのだということを選手たちは忘れてはならない。
私たちコーチングスタッフも同様である。裏方としてリーグを支えている方々に感謝し、少しでも良いチームを作り上げるよう頑張らねば!
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プロフィール

k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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