ようやく、甲子園ボウル

録画していた第61回アメリカンフットボール東西大学王座決定戦、毎日甲子園ボウル(17日 関西学院大学ファイターズ 43-45 法政大学トマホークス)をようやく見た。試合結果や大まかな展開はもちろん知っていたが、さすがは甲子園ボウル、見応えがあった。

アメリカには「チケットを売るのは攻撃のプレイ、そしてチャンピオンシップを掴むのは守備のプレイ」という格言(?)があるらしい。(COACH'S PLAYBOOK NFL/NFF 2004 p.75) 実際、両チーム合わせて80点を超える得点をあげた今回の試合は、見ていて単純に面白かったと思う。

印象的だったのは、両チーム共にキックオフリターンが良かったこと。良い角度でブロックし、良いタイミングでリターナーが駆け抜けていた。
それと法政ディフェンスの速さ、強さ、上手さ。とかく1年生から活躍しているQBや速くて強いRBとWRなど、オフェンスチームにばかり目を奪われがちだが、法政ディフェンスは意外なほど(と言っては失礼だが…)堅実に自分たちのプレーを遂行して、勝利に大いに貢献していた。

それにしても、久しぶりに見る関学はやっぱり関学らしかった!
スペシャルプレーでタッチダウンしたり、凝ったプレーの数々で強い法政ディフェンスを翻弄したり、そして負け方までが関学らしかった。1stプレーのミスタックル、ターンオーバー直後のタッチダウン、パントリターンでのミス(おそらく照明でボールを見失った?)などのうち、どれか1つでも無かったら関学の勝ちだったのに…惜しい!

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k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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