仙台大学vs秋田大学

20060903190025仙台大学シルバーファルコンズの今シーズン初戦、秋田大学オーガーズ戦を観戦した。今年準加盟の秋田大学にとっては、東北学生リーグでの初めての公式戦ということになる。

9月になったというのに残暑厳しく、アメリカンフットボールの試合をするには今日は暑すぎた。仙台大の黒いジャージが気の毒なぐらいだ。
試合は仙台大のキックオフリターンで始まった。
最初のシリーズは3回の攻撃で10ヤード進むことが出来ず、パントを蹴って攻守交替。秋田大の攻撃も4回目にパントとなったが、秋田大はここでフェイクランを選択。「プレー、ケア!」というサイドラインからの叫び声も虚しく、仙台大は大きくゲインを許してしまう。
このパントフェイクランによる後退を仙台大は挽回することが出来ず、前半はなかなか敵陣へ攻め入ることが出来なかった。

後半、第3Qが始まって4分、仙台大のQBがダイブフェイクからボールをキープして約60ヤードを独走。秋田大からようやくタッチダウンを奪った。TFPはキック失敗で6-0。

第4Q最初のプレー、秋田大は自陣40ヤード付近で前半最初のシリーズで見せたパントフェイクランを試みたが、失敗。6点差で残り時間12分…、このプレーを選択した理由は『?』だ。仙台大は、これで良いフィールドポジションを得た。

5分、ハーフウェイ付近から仙台大のWRがリバースプレーでエンドゾーンへ走り込むが、ファウルがあって戻されてしまう。
仙台大はその後もドライブを続け、7分に敵陣30ヤード付近からWRへのパスを通してタッチダウン。TFPはまたもキック失敗で12-0となった。

秋田大のファンブルなどで仙台大は良いフィールドポジションでの攻撃を続けたが、第4Q残り2分、敵陣6ヤードでボールをファンブル。秋田大にリカバーされてしまった。
残り1分、秋田大のパスをインターセプトして敵陣40ヤードから仙台大が攻撃権を得たが、時間をそのまま費やして試合終了。12-0で仙台大が辛くも競り勝った。

『仙台大学、有利』という私の予想を裏切る秋田大学の戦い振りには、本当に驚いた。
いや、地力は仙台大学がやはり上だろう。しかし、せっかくのロングゲインもファウルで戻されてしまっては、なかなか得点出来ない。ホールディングや背後からの不正なブロックで再三のチャンスを自ら逃してしまっていたし、敵陣ゴール前でのファンブルロストは、良く鍛えられたチームというイメージの仙台大には相応しくないプレーだった。
一方、こうしたモメンタムを失いかねない試合展開ながら、我慢して堅実なプレーを続けた仙台大ディフェンスは立派だったと言えよう。

『初陣』秋田大学の健闘ぶりには拍手を送りたい。

ちなみに今日の第1試合、東北大学vs山形大学は第3Qコールドで東北大が勝ったとのこと。
東北大の監督と少し立ち話したが、70点近く得点したオフェンスにまだ不満なよう。さすがだ…。
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プロフィール

k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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