大学スポーツの強化

スポーツ推薦の拡大や施設、指導者の充実など、大学が資金と労力を注いで体育会の強化合戦を繰り広げている、という記事を読んだ。

本学体育会にも強化部指定制度があり、強化部には桁違いの予算と推薦入学枠が割り当てられる。
それ相当の成績を上げなければ強化部には指定されないが、例えば3~4年継続で4~5名の優秀な選手を推薦入学させてくれるような体制でも出来なければ、新たに強化部に指定されるというのは相当に難しい。
特にアメリカンフットボールの場合、東北では部を持つ高校が無いため、推薦選手を募ることがまず難しい。『タマゴが先かニワトリが先か』ではないが、マグレででも良い選手が集まって好成績をおさめなければ、選手を集めるという事は非情に難しい。

関西でのアメリカンフットボール人気は高く、ここ東北では想像することすらできない規模で事業が展開されている。
東北学生リーグの秋季リーグ戦は各大学の施設を借用して試合を行っており、仙台大学の人工芝以外は土のグラウンドである。ボウルゲームはJ2ベガルタ仙台の本拠地であるユアテックスタジアム仙台を借用して天然芝グラウンドで開催しているが、リーグ戦は、言い方は悪いが『空き地』でやっているような感は否めない。
一方、関西学生リーグは連盟が3億5000万円を負担して、大阪府吹田市に人工芝のアメリカンフットボール専用スタジアムを今年6月に完成させている。東北と関西のアメリカンフットボールを取り巻く環境の差は、雲泥の差と言っても言い過ぎではないだろう。

施設設備だけでなく、フットボールの競技レベルも相当の開きがあり、その差は広がる一方と言えるのかもしれない。少子化から大学全入時代となり、志願者が誰でも好きな大学に入れるようになれば、この格差を縮めることはさらに難しくなるだろう。

部員数が減少して毎日の練習すら満足にできない私たちKayaksには、関西リーグにおける活動内容はまさに夢のような話だが、何とか盛り返して、せめてフットボールを楽しめるレベルには早く復活させたいと強く思う。

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k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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