専従コーチ

京都新聞の記事に、関西の大学アメリカンフットボール部が専従コーチを強化しているという記事があった。
関西学生リーグ1部8校の半数に指導を専門とする『専従コーチ』(=原則毎日指導するフルタイムのコーチ)がいるそうだ。2部校、3部校でも専従コーチが増えており、OB以外を招く大学も多いとのこと。記事によると、関東の大学では週末のみOBが訪れ、平日は上級生がコーチ役というチームが大半らしく、東北の各大学チームもこれと同じ状況だろう。
フルタイムコーチの草分け、立命館大学の元監督で関西学生連盟の平井英嗣理事長は「各大学がアメフットを重視してくれている。米国でアメフットのコーチは絶対的な存在で社会的評価も高い。その仕事は人間教育も含む高度なもの。きめ細かいコーチングはチームにもプラスだし、社会で活躍できる人材の育成にもつながる」とコメントしている。コーチ自身の努力も並々ならぬものであろうが、周囲の理解が何とも羨ましい。
昨春から専従コーチになった同志社大学の小林健監督は、あいさつ励行や部室の掃除など生活指導から取り組み、今では選手が自発的に動き、責任感が増したという。「普段の生活をきちんとできない人間はアメフットも上達しない」という小林監督の意見には私も全く同感だ。私たちは現実的にフルタイムのコーチにはなれないだろうが、部員たちとは常に真摯に向き合ってコーチングにあたっているし、部員たちには1人の社会人として立派に成長して欲しいと願っている。フットボールのレベルや環境には大きな差があるかもしれないが、フットボールに対する想いは同じく熱い…つもりだ!

今シーズン、Kayaksは私を含め3人のスタッフで選手の指導にあたっている。
これまで、ほとんど私1人で部員たちと向き合ってきたが、これは決して良いことではないと自分でも思っている。かつて40~50人の部員を擁し、東北学生リーグ制覇を目標としていた時ですら、たった1人で全てのポジションの個人技術から戦術・戦略までをサンデーコーチとして選手たちに教えていた。決してキメ細かい指導ができていた訳ではなく、今になって思うとずいぶん部員たちに不便をかけていたんだろうなぁ、と思う。
今シーズン、前期は週3回のグラウンド練習を行ってきたが、毎回必ず1人以上のコーチングスタッフが指導できる体制を取ってきた。チーム状態は部員の減少もあってなかなか上向かないが、OB/OG会のバックアップも含め、環境は徐々に良くなっていると感じている。専従コーチ並みの指導ができるよう、協力しあってますます頑張っていこう!

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k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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