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東北大との合同練習

昨年6月に続き、今年もKayaksは東北大学ホーネッツと合同練習をさせていただく機会を得た。昨年の合同練習は、私は出張で参加できなかったのだが、今日はじっくりと東北大学の練習の仕方や選手の動きを観察させていただいた。

今日の仙台は風が強く、若干練習しづらい感じではあったが、よく晴れて気持ち良い天気。練習も気持ち良くすることができた。

朝7時半から練習前のミーティングを行い、東北大の萩山ヘッドコーチから今日のメニューを説明していただいた。細かい部分については東北大のプレーヤーが説明してくれたのだが、非常に分かりやすく、練習内容や目的を正しく把握していることがよく分かった。

メニューの特徴として、短い時間内で正しく反復し、メニュー間のメリハリを重視しているな、という感じ。Kayaksの練習は、どちらかというと長めの時間でじっくり取り組むタイプなので、プレーヤーたちは少々戸惑ったかもしれない。全体として短い練習時間しか確保できないKayaksにとっては、本来は東北大のようなやり方が望ましいと思うのだが、これまでなかなかうまくやれずにいた。プレーヤーの人数の差もあるし、スタッフの人数の差もあって、全く同じようにやることは無理かもしれないが、是非とも取り入れてみたいと改めて思った。

また、東北大の練習は、Kayaksの練習に比べてヒットメニューが圧倒的に多かった。しかも、Kayaksではハンドダミーを使う同様のメニューも、東北大は人対人で行っていて、人に当たるという日常生活ではあり得ない動作に慣れるという意味でも、Kayaksも見習うべきだと強く感じた。

プレーヤーの人数が少ないKayaksにおいて、私はできるかぎりヒットメニューを減らすという方向に向かってしまっていた。それは、無駄な怪我を無くすという大義名分があったのだが、アメリカンフットボールの真髄であるヒットを減らすことは必ずしも良いことではなく、むしろチームを強くする上では逆であり、負傷を減らすという意味でも、練習におけるヒットはそれなりの回数を反復するべきだと強く思った。

それともうひとつ。メニューの特徴というか、Kayaksとの違いについて。
今年からKayaksではいわゆるウィンドスプリント(ラストメニューのクイック)を行っていないのだが、東北大はそれを行っていた。私が今年、練習メニューからそれを外したのは、短い練習時間の中でフットボールのスキル習得に最大限の時間を割きたかったからだが、やはり走るべきだな、と感じた。というのも、東北大とKayaksの2人のプレーヤーの走りを注目して見ていたのだが、始めの数本はKayaksのプレーヤーが断然速かったが、後半はすっかりバテて、東北大のプレーヤーの方が速く走れていた。持久力で東北大が勝っているということで、最近のリーグ戦において東北大学が後半になって逆転勝ちをおさめるのは、まぐれではなく実力であるということを実感した。

今日一番強く印象に残ったのは、東北大学のプレーヤーたちが本当に楽しそうに、しかし熱くフットボールに取り組んでいることだった。

おそらく、萩山ヘッドコーチの人柄にもよるのだろう。私の指導は、ややどころかどっぷり陰湿で、怒鳴り散らし、時には手も足も出る。今日も一発やってしまった。きっとプレーヤーたちは萎縮し、その時は上手くできるようになるかもしれないが、フットボールを楽しんでいるとは言えないだろう。これでもだいぶ「丸くなった」といろいろな方に言われるのだが、あんな風に楽しく、かつ正しく、フットボールのコーチをすることは、根暗な私にはできそうにない。見ていて、本当に羨ましく思った。

1部リーグに昇格したことにより、今秋、Kayaksはリーグ戦で東北大学と公式戦を戦う訳だが、今日行った短いスクリメージを見た限りでは、明らかに間違いなくKayaksは大敗を喫するだろう。ポジションによっては、東北大学のプレーヤーと遜色ない力を持つ者もいるにはいるが、チーム全体で見た時の力の差は歴然である。これから夏の練習を経験して、どれだけ彼らに追いつくことができるのか、非常に楽しみだ。

今日は、本当に貴重な経験をさせていただきました。東北大学ホーネッツの遠藤監督、萩山ヘッドコーチはじめ、スタッフの皆さん、プレーヤーの皆さん、本当にありがとうございました。ホーネッツとKayaksが、四半世紀前のように、良きライバルとして鎬を削る日が来ることを楽しみにしています。そんな日が早く来るといいなぁ~。


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k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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