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焦らずゆっくり

オフィスで働く女性のための情報誌「シティリビング」に気になる記事が載っていたので、ちょっと読ませてもらった。

「街を歩けば至るところで『がんばろう』の文字を目にし、企業も見えうる限りの目標に向かって走り始めています。この周りの空気に、不安を打ち消したい気持ちも重なり、ついついがんばってしまう人も多いでしょう」

「『私は家も会社もあり、何も失っていないから大丈夫!』と環境面では大きな損失がない人も、実際には深く傷ついている場合が多いのだとか。自分がどれだけ無理をしているか、どれだけ疲れているかすら見えなくなっている人たちもいるそうです」

「阪神淡路大震災では、PTSDなどで心のバランスを崩し、『心のサポート』を必要とした人の数は、震災3年後にピークを迎えました。これはその当時、がんばろう! この震災をみんなで乗り越えよう! この経験をプラスに変えよう!という、自分の心理状態をほとんど無視した風潮が高まり、誰もが負の感情を押し殺し、見せかけの『ポジティブ思考』を無理やり実践しようとした弊害だと私は思っています」
(以上、月刊シティリビング vol.328 04月22日号 より引用)

今、仙台の街を歩くと、『がんばろう東北』や『がんばろう宮城』といった文字を確かによく見かける。コンビニや商店だけでなく、ビルの窓やすれ違うクルマにもそうした文字がよく貼られている。そういう私もブログに『がんばろう日本。』というロゴを設置している。しかし、最近、そうした文字が余りにも多く目につきすぎて、何となくうんざりしてきた感もある。

そんな時に上で引用した記事を読んだ。私個人は人から「頑張れ!」と応援されるのが大好きだが、この震災からの復旧・復興は、その規模を知れば分かるとおり、まさに長期戦。僅か数回だけだが災害ボランティアを経験して、休み休みやらないと心も体ももたないなぁ、と実感している。

先週、ボランティアで石巻市に行った際、自衛隊の車両がキャンプ地に綺麗に並んでいて、自衛隊も日曜は休むんだと思ったら、なぜかホッとした。アスリートにとっては、休養も練習のうちと言われる。復旧・復興に向けて頑張って働くのはもちろん大切だが、頑張って休むこともとても大切。焦らずゆっくり取り組んでいこう。


関連記事 災害ボランティア体験記 その5 (コラボラ) 2011年4月18日(月)
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k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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