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複雑な心境

先日、私が学生ボランティアたちと一緒に清掃作業に行って来た石巻市で、新学期が始まるのに伴い小中学校の教室で避難生活を送っている避難者に体育館や別の施設に移るよう求める市の説明会が初めて開かれ、避難者からは市の対応の遅さに批判が相次ぎ、「説明が唐突過ぎる」「(体育館に移れば)生活環境が悪化する。代案を出せ」など、時に怒号も交じって意見が集約されないまま散会したとのこと。

まさに、先日のボランティア作業は、教室から体育館に移る避難者のために体育館を清掃し、少しでも快適に生活できるようにとシートや断熱材を敷いたりして避難所作りをしてきた訳だが、こうした記事を読むと、正直複雑な心境だ。

老朽化した体育館の床面は、どんなに雑巾で拭いてもなかなか綺麗にならず、クタクタになるまで何度も拭いたし、避難所作りも神奈川県や石川県から来たスタッフや山形県河北町から来たボランティアと共に苦心し、創意工夫を重ねて作ったもの。それなのに、教室から体育館に移る避難者からは感謝どころか怒号まで聞かれるとは。

ボランティアなので感謝を求めてはいけないのは分かっている。石巻市の対応が良ければ、怒号交じりの説明会にはならなかったのかもしれない。しかし、やはり何とも複雑な心境。やるせない思いを持たずにはいられない。どうやら私は、ボランティアに向かない性格なのかも。

明日は再び石巻市へボランティアに行ってくる。先週、大きな余震のために中止となったボディプラスさんとの合同ボランティア=コラボラ(コラボレーション・ボランティア!?)だ。やるからには精一杯やる。気持ちを切り替えて行ってきます。

【記事】
 東日本大震災で多数の被災者が小中学校の教室で生活している石巻市で15日、避難者に体育館や別の施設に移るよう求める市の説明会が初めて開かれた。小中学校の始業が21日に迫る中、避難者からは市の対応の遅さに批判が相次いだ。
 市内の15の小中学校で行われた説明会で、市側は18~20日をめどに教室から移動するよう求めた。
 市保護課によると、避難者からは、市が始業時期について具体的に説明してこなかった点に批判が集中。仮設住宅に入居できる見通しが立たないことや、市から生活関連情報が示されないことへの不満もあったという。
 学区内のほとんどの家屋が全半壊した大街道小では、会場の体育館に約100人が集まった。避難者からは「説明が唐突過ぎる」「(体育館に移れば)生活環境が悪化する。代案を出せ」などの声が次々と出された。時に怒号も交じり、意見は集約されないまま約50分後に散会した。
 同校に避難している男性(62)は「子どもたちに教育の場を返したいという思いは皆同じ。ただ、市の対応が後手後手なため不満が爆発した面もある。冷静に話し合える環境を整えるのは簡単ではない」とつぶやいた。
 市保護課は「説明がぎりぎりになってしまったことは大変申し訳ない。理解を得られるよう説得を続けたい」と話した。

関連記事 災害ボランティア体験記 その3 2011年4月14日(木)
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k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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