伝統文化に基づいた新日本誕生?!

地震関連のニュースをネットで見ていて、次のようなタイトルに目が止まった。


この記事の中に次のような文章がある。
【記事(抜粋)】
 一方、日本の文化や社会を専門とするジョージタウン大学のケビン・ドーク教授は「日本国民が自制や自己犠牲の精神で震災に対応した様子は広い意味での日本の文化を痛感させた。日本の文化や伝統も米軍の占領政策などによりかなり変えられたのではないかと思いがちだったが、文化の核の部分は決して変わらないのだと今回、思わされた」と述べた。
 同教授はまた「近年の日本は若者の引きこもりなど、後ろ向きの傾向が表面に出ていたが、震災への対応で示された団結などは、本来の日本文化に基づいた新しい目的意識を持つ日本の登場さえ予測させる」とも論評した。

これを読んで思い出すのは、私の愛読書のひとつである新渡戸稲造の「武士道」にある一節。

武士道は一の独立せる倫理の掟としては消ゆるかも知れない、しかしその力は地上より滅びないであろう。その武勇および文徳の教訓は体系としては毀れるかも知れない。しかしその光明その栄光は、これらの廃址を越えて長く活くるであろう。その象徴(シンボル)とする花のごとく、四方の風に散りたる後もなおその香気をもって人生を豊富にし、人類を祝福するであろう。百世の後その習慣が葬られ、その名さえ忘らるる日到るとも、その香は、「路辺に立ちて眺めやれば」遠き彼方の見えざる丘から風に漂うて来るであろう。――この時かのクエイカー詩人の美しき言葉に歌えるごとく、
    いずこよりか知らねど近き香気に、
    感謝の心を旅人は抱き、
    歩みを停め、帽を脱りて
    空よりの祝福を受ける。
(新渡戸稲造 『武士道』 p.p.149-150 矢内原忠雄訳 岩波書店 1974)

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k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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