帰国報告とミーティング

昨日日曜は、前日の土曜日が追いコンだったこともあり(私は甚だ残念ながら帰仙が間に合わず欠席!)、練習は休みにしてミーティングを行った。

3月からグラウンドでのパート練習が週3回始まったが、初日にひととおり説明したとは言え、まだミーティングとして時間をかけて話してはいなかったので、その練習メニューに関する詳しい説明と、Kayaksの前々主将で、現在、本学大学院に在籍しているT田が1月に資料収集を目的としてイギリスとフランスへ行ってきたので、その帰国報告をしてもらった。

私の知る限りでは、Kayaksから大学院へ進学したのは彼で2人目。大学自体の雰囲気として、卒業したら就職するのが当たり前な上に、勉学と課外活動を両立こそできても、それを高いレベルで両立するのはやはり難しく、経済的にも、学部卒業後さらに2年間学費を払うというのは大変なこと。おそらくそんなことが影響し、Kayaksから大学院に進学する者は非常に少ないのだろうと思う。

決して、大学院への進学者を増やそうという意図ではなく、学部卒業後の進路として大学院進学という選択肢もあり、その大学院というところではこういうことをしていますよ、ということを部員たち知ってもらうため、また、同年代でしかも身近な先輩が海外へ3週間も行ってきたのだから、その経験談を聞くことはきっとためになるはず、それともうひとつ、T田自身にとっても、人前で話す場数は多い方が良いと考え、今回の帰国報告を企画した。

短い準備期間、それに30分という短い時間で、T田はたいへん良くまとめ、話してくれていた。部員たちにとっても刺激になったと見え、質疑応答では、予想以上の数の質問が出されていた。

Kayaksは、大学でアメリカンフットボールをする課外活動団体だが、それだけでは勿体ないといつも思ってきた。そこからいかに多くのことを学べるか、あるいは学ばせてあげることができるか。フットボールを通じて学ぶことはもちろんたくさんあるが、こうした身近な先輩(あるいは後輩でも)の体験談などを通じてフットボール以外も学べたら、学生時代の4年間がさらに密度の濃い、魅力ある時間になっていくことだろうと思う。

さて、まとめとして、T田は、「何でもチャレンジすること」と「自分の目で見て考えること」の2つを「今日言いたいこと」としてレジュメに記していた。私も同感。実際にやってみること、そして実物を見る(聞く、触れる、味わう…なども)ことはとても大切。若いうちは尚さらのことだろう。

年を取ってくると、実際にやらずに予想ができてしまった気がしたり、本を読んだだけで実物を見たのと同じ気になってしまったりしてしまいがち。それまでの経験によっては、それも誤ってばかりとは言えないのだが、やはり実際に体験したり本物を見たりした場合と比べると雲泥の差がある。若いうちは尚さら活かせる経験が少ないのだから、思い切ってチャレンジすること、本物を見ることはとても大切だ。

また、若い世代はちょっとした壁にぶち当たると、それが本来自分がやりたいことであるにも関わらず、途中で止めるための理由をあとからあとから考えてしまいがちだ。本来自分がやりたい、チャレンジしたいことなのだから、どんな困難も解決してチャレンジし続けるべきなのに、楽な方へ楽な方へと歩もうとする。結果的に何も手に入れることができず、チャレンジすることが無意味であるかのような錯覚を得る。自分がチャレンジしていないにも関わらず、だ。

「失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければ、それは成功になる」 松下幸之助 (出典:斎藤茂太 「いい言葉は、いい人生をつくる」 p.122 成美堂出版 2005)

困難な時こそ、初心に立ち返ってチャレンジする勇気を奮い起こして欲しい。

さて、ミーティングの方はというと、全体で練習メニューの確認をしたのち、ポジションごとにコーチの元に集まってパート練習の確認を行った。私は、担当するラインメンの選手・マネージャーに対して全メニューを簡潔に説明したが、他のパートより早く終わったラインたちは、すぐにトレーニング室へと向かって行った。さすがKayaksのラインメン! 頼もしい!!
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プロフィール

k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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