イライラ、ハラハラ

最後までイライラ、ハラハラのゲームだった。

オフェンスは先制のタッチダウンをあっさりと得たものの、その後はミス続き。私のプレーコールも精彩を欠いたが、選手たちのプレーぶりも今ひとつチグハグで、練習とは全く違う内容。雨の影響も全く無かったとは言わないが、そうした外因によるミスではなく、単純に判断を誤るケースが非常に多く見られた。

ディフェンスはタックルミスが多過ぎた。いや、タックルミスというよりも、素直に相手選手が強かったということだろう。ファーストタックルではなかなか倒れない。ハーフタイムに修正してKayaksディフェンスの薄いところを攻め、タッチダウンを奪ったシリーズは敵ながら見事と言うしかなかった。

オフェンスもディフェンスも私たちのゲームプランに誤りは無かったと思うが、予想以上に選手たちが浮き足立ち、それを我々スタッフが落ち着かせることができないまま、ゲームの終盤を迎えてしまったという感じ。4年生のクォーターバックが試合後に「勝っても負けても満足できる試合をしたかったのに…」と呟いた後悔に似た言葉に入れ替え戦の全てが集約されていた。

とは言え、勝ちは勝ち。
例え内容が悪くても、「全勝」という今シーズンの目標を達成し、悲願の1部昇格を成し得たという事実を素直に喜ぼうと気持ちを切り替え、第2試合があったために早めに引き上げた競技場の外で、部員たちからゲータレードシャワーと胴上げの祝福を素直に受けることができた。

OB/OGたちも駆けつけてくれて、皆と握手して1部昇格を喜び、保護者の皆さまにも応援の御礼をさせていただいた。行き違いでお会いできなかった方も大勢おられた。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

入れ替え戦も本学放送会の皆さんに場内アナウンスをしていただき、大いに試合を盛り上げてもらった。ありがとうございました。


さて、昨日の入れ替え戦が終わった時点で、Kayaksは事実上の幹部交代を行った。詳細はKayaksの公式ウェブサイト等で発表があるだろうが、キャプテンにはチーム一の俊足ランニングバックで昨日の入れ替え戦でケガから復帰したばかりの青木秀憲、バイスキャプテンには小柄ながら切れのある走りとシュアなキャッチング能力を持つワイドレシーバーの松崎友裕と、ランニングバック/セーフティ/リターナーにパンターもこなすKayaksで最も器用な北風俊晃の2人を指名した。3人とも小柄で、試合前のセレモニーで見下される…じゃなくて見下ろされるのが心配だが、きっと良いリーダーシップを発揮してチームをまとめ、Kayaksをますます良いチームにしていってくれると確信している。

入れ替え戦の結果とリーグ戦における弘前大学スターキングの成績とを合わせ考えると、今のKayaksは1部リーグで戦う準備ができているとは言い難い。これからのオフシーズンでいかにその準備を進めることができるか。それが新幹部に課せられる最初の大きな課題であると言えよう。今日と明日は休養日で、12月4日(土)までは南北オールスター戦のための練習を続ける予定。その後、いよいよ新Kayaksが始動する。
ブログ内検索
カテゴリー
月別アーカイブ
全記事一覧
モバイル版QRコード
このブログは携帯電話でも閲覧できます。下のQRコードを読み取ってアクセスしてください。
QR
プロフィール

k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

FC2カウンター
different version