プロの自覚

今日は本学の9月期卒業式日。
明日から新たに社会に羽ばたく学生たちに、また、既に本学を卒業されたのち研修等を重ね、明日から一人前になってそれぞれの職務に就く方たちに、激励の思いをこめて、松下幸之助の「道をひらく」から

プロの自覚

 プロとは、その道をわが職業としている専門家のことである。職業専門家とは、つまりその道において、一人前にメシが食えるということである。いいかえれば、いかなる職業であれ、その道において他人様からお金をいただくということは、すでにプロになったということである。アマチュアではない。
 芸能やスポーツにおいては、プロとアマとの区別はきびしい。真にプロに値するものでなければ、お客はたやすくお金を払ってはくれない。お客は慈善の心で払いはしないのである。だから、プロを志すことは容易ではないし、プロを保持するための努力もなみたいていではない。
 甘えてはいられない。学校を出て会社や官庁にはいる。はいれば月給がもらえる。月給をもらうということは、いいかえればその道において自立したということであり、つまりはプロの仲間入りをしたということである。もはやアマチュアではない。そうとなれば、芸能界やスポーツ界の人びとと同じく、またプロとしてのきびしい自覚と自己錬磨が必要となってくるはずである。
 おたがいにプロとしての自覚があるかどうか。
(松下幸之助 「道をひらく」 pp.162-163 PHP研究所 1968)



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Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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