譲るべきか譲らざるべきか

金曜の夜間練習で考えたこと。

この日は、週間練習スケジュールで最も長いパート練習を行う日。土日はチームドリル中心となるので、その前日の最終確認的な意味合いを持たせている。24日(金)は、前日のミーティングでプレーブック改訂版を配付されたこともあり、非常に充実した練習内容であった。

さて、そんな日の練習で私が考えたのは、同じグラウンドで一緒に練習しているラグビー部との関係であった。

この日もグラウンドを半分ずつに区切って、スタンドから見て左側をラグビー部、右側を私たちKayaksが使っていたのだが、ラグビー部がスクラムやラインアウトから攻撃する練習になった時、私たちが練習しているサイドに10~15ヤードほど、バックスのラインが入り込んできた。

選手たちは、ほぼ全員がイヤな顔をして不快感をあらわにしたのだが、私はさほど気にはしなかった。スクラムやラインアウトからボールが出ればすぐにバックスは前進を始めて私たちのサイドから出ていく訳だし、ハーフウェイラインを超えて侵入してくるのは、それまでのほんの数秒だったからだ。

実は、たびたびラグビー部との間でグラウンド使用に関してチョットしたモメ事が起こるのだが、私はさほど気にする必要は無いのではないかと思っている。お互い一所懸命練習している訳だし、先ほどの例のように、モメる原因はほんの些細な事で、現実的には大した事ではない場合が多いからだ。

せっかくお互いに一所懸命活動しているのだから、むしろ、同じグラウンドで精進している者同士、理解しあって活動した方が気持ちがいいし、励みになる。そんな風に考えることができたら、私たちの歩みを誰も止めることはできないと思うのだが、どうだろうか?

ちなみに…
同じグラウンドを使うラグビー部以外の者がほんの少しでも練習の邪魔をしたら、誰よりも先に私がカチンとくる。昨年だったと思うが、遠征に来ていたどこかの高校サッカー部が何度も私たちの練習するグラウンドにボールを蹴り込んで来た。その時は、Kayaksの部員たちが引いてしまうほど、私はその高校生たちを叱りつけた。ある一線を引いて、譲るべきか譲らざるべきかは、利害関係を現実的なところでしっかりと判断し、毅然とした態度で対応すべきことだと思う。
(もちろん、サッカーボールが蹴り込まれて、Kayaksの部員たちが負傷する恐れもあったので叱り飛ばしたという側面もある)

さらにちなみに…
友好的に対応すべきと考えるラグビー部に対しても、グラウンドの半面を私たちKayaksが占有することについては決して譲ることはない。譲歩すべきところは譲歩し、譲るべきでないところは決して譲らない。これも、フットボールから学んだことのひとつである。
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プロフィール

k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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