コーチの役割

今日も仙台は予想最高気温が33℃と暑くなる予報だったが、Kayaksが練習を行う午前中の時間帯は運良く雲が太陽を隠してくれて、何とかギリギリ練習ができる環境だった。

今日は、プロのトレーニングコーチであるUnitの澤野博さんに練習を見ていただき、ストレッチから走り方まで、基本的な動作についてご指導をいただいた。

澤野さんは、本学体育会監督会が各部共同で指導を依頼したプロのトレーニングコーチで、スキーがご専門とのことだが、ドイツやアメリカで修行されてきて、ユニバーシアード等にも帯同されているとのこと(スキー部監督談)。今回ご指導いただくかどうかは体育会各部の判断とのことだったが、私は願ってもないチャンスとばかりに飛びつき、先月末、齋藤ヘッドコーチと共にKayaksの現状や、どういった指導を求めていくかなどをざっくばらんに話し合い、今回、他の部に先駆けて、第1回目の指導となった。

今日は、ストレッチのやり方からアップの動き、走り方(スタートダッシュ)について、実に細かく選手たちの動きを観察した上で、非常に的確に指示、修正をしてくれていた。今後は、コンディショニングとパワーアップを主目的とした筋トレについて指導いただく予定で、いわゆるストレングスコーチという立場で来年3月までお付き合いいただく。

いずれも短期間で結果が出るものではないが、やらなければいつまで経っても結果は出ない。正しいトレーニングのノウハウや考え方が、少しでも早くチームに浸透するよう、私たちコーチングスタッフも全面的に協力していくつもりだ。

澤野さんから教わるのは、部員たちだけではない。私たちコーチングスタッフも大いに勉強になる。それは、テクニカルなことだけではない。

例えば、今日ご指導いただいた内容のほとんどは、昨年まで私が何度も口をすっぱくして選手たちに言ってきたこと。あるいは、「陸上デー」と称して本学体育会陸上競技部のOGである吉田さんにご指導いただいた際に指摘されたことと同じ内容であった。すなわち、私たちコーチが指導しても、相変わらず出来ていないファンダメンタル(=基本的な動作という意味で)がいかに多くあるか、ということを再認識させられた訳である。

本来、出来ていないことは何度でも注意して、選手たちが正しいファンダメンタルを習得するまで指導するのがコーチの役割なはず。しかし、私も自分で気付かぬうちに、その大事な役割をサボってしまっていたようだ。

私は、相当ファンダメンタルにウルサいタイプのコーチだと自分で思っていたが、今日は完全に打ちのめされてしまった。選手たちが指導を受ける度に、恥ずかしくて穴にでも入りたくなってしまったほど。一体自分はこれまで何を指導してきたのか? 現場に戻って3日目とは言え、2年生以上には、昨年までキッチリ教えてきた自負があっただけに、正直、自分のコーチング能力の低さにがっかりしてしまった。

しかし、これも勉強。
そのことに気付かされただけでも澤野さんに指導いただいた意義はあると言えよう。次回からはまた、決して見逃すことなく、正しいファンダメンタルの習得を第一に、選手たちを指導していこう。

今日は、昨日に続き、高橋OB/OG会副会長がグラウンドにおいでになり、今日は何とラストメニューの2,000ヤードインターバルダッシュを走り切っていた!
恐るべし、キミハル先輩!

試験休み後に全体練習が再開して、今日で3日。ここまでは、計画どおり順調に進んでいる。部員たちはクタクタだろうが(私もクタクタ!)、段階を踏んでフットボールの最も重要な部分にアプローチしていることに気付いているはず。明日は一日練習を休んで、明後日からの2泊3日×2の夏合宿で、大いに成長してくれることだろう。

私は、残念なことに県外出張が重なってしまったため、合宿の初日と最終日しか参加できない予定だが、齋藤ヘッドコーチが全日程で指導してくれるとのこと。ファンダメンタルを叩き込んで、選手たちをしっかり鍛え上げて欲しい。

  • Unit website …今回、Kayaksが指導を依頼したトレーニングコーチ澤野博さんが代表を務めるUnit(ユニット)の公式サイト
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    k_sone

    Author:k_sone
    東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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