対秋田大学戦

ずいぶんと時間が経過してしまったが、6月13日(日)に行われた今シーズンのオープン戦初戦、対秋田大学オーガーズ戦について報告させていただく。
と言っても、プレーバイプレーを詳細に報告するには記憶が薄れてしまっているし、DVDを見ながら書くと、単なる記録の紹介になってしまいそうなので、全体的な印象を中心に書いてみようと思う。

前日までの天気予報では蒸し暑くなりそうだったが、当日は思いのほか涼しい風が吹いて、比較的良いコンディションで試合を行うことができた。場所はKayaksのホームである東北学院大学泉キャンパスグラウンド。曇りがちで直射日光を浴びることは少なかったが、土のグラウンドはやや乾燥気味だった。

秋田大学の戦いぶりは、昨シーズンをマイナーチェンジしたような印象。対する我がKayaksは、ディフェンスとキッキングゲームこそ秋大同様マイナーチェンジだが、オフェンスについては、今シーズン、ヘッドコーチに昇格した齋藤コーチが練りに練った新しいシステムを採用し、コーチングスタッフも選手たちも、どういった試合展開になるのか手探りしながら進んでいる、といった具合。もちろん、自信を持ってプレーしてはいるが、理論の裏づけはあっても、まだまだ経験が足りない。地に足がついてないようなプレーも、たびたび見られた。

しかし、そのためのオープン戦。
9月から始まるリーグ戦までに様々なシチュエーションを経験し、この新しいシステムが完全に定着するよう、我慢して取り組み続けるしかない。

試合結果は、既に速報でお知らせしたとおり20-8でKayaksが勝利したが、先制タッチダウンのトライフォーポイントでキックを失敗したり、追いつかれた秋大のタッチダウンであっさりと2ポイントコンバージョンを許して逆転されたり、内容は決して良くはなかった。それに、秋大のクォーターバックは非常に優れたパッサーなのだが、この試合ではほとんどパスを投げておらず、試合後に秋大の選手と雑談したのだが、「今日はそういうプランだったので」とのこと。秋大の監督さんは若いながらも非常にクレバーな方なので、おそらく、グラウンドアタックのデータ取りとしてこの試合を位置づけていたのだろう。昨シーズン1部リーグ3位の秋大オフェンスを1タッチダウンに抑えたKayaksディフェンスは大したものだと思うが、秋大オフェンスが全力を出し切ったら果たしてどうだったのか、ということを考えると、喜ぶ要素はほとんど無かったと言える。

この試合、もっとも強く印象に残ったのは、両チーム共に負傷する選手が多かった、ということだ。ほとんどは軽傷で、足がつるといった程度だったが、オープン戦とは言えコンディショニングをもっと考えていかなければ強いチームは育たない。コンディショニングも試行錯誤。オープン戦でいろいろ試していかないとリーグ戦で失敗してしまう。その点において、特にホームで戦ったにも関わらず足がつる選手が多発したKayaksは、完全にコンディショニングに失敗したと言って良い。全く残念だ。

また、この試合でKayaksには大きな怪我も発生し、ひとりは今シーズン絶望、もうひとりも復帰まで数週間を要する怪我を負ってしまった。また、試合後の報告では他にも負傷者がいたようで、オープン戦初戦を終えたばかりなのに、Kayaksの「台所事情」は非常に苦しくなってきてしまった。試合後、コーチングスタッフとも話し合ったが、オーバーワークによるコンディショニングの失敗が負傷を引き起こしているのではないかと私は推測している。その点を改善し、負傷者の思いも含めた「全員フットボール」で「全戦全勝」を目指し頑張っていこうと思う。ご声援、よろしくお願いします!


【オープン戦第2戦のご案内】
6月27日(日) 11:00 対仙台大学シルバーファルコンズ @宮城自転車競技場(宮城野原公園総合運動場)
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プロフィール

k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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