
東北学連に加盟している各大学の選手たちがポジションごとに分かれ、活気ある練習を行った。
ファンダメンタルを教える鹿島の方々も熱心で、参加した選手たちには大変有意義なクリニックになったことだろう。
グラウンドで私のようにクリニックを見守る人の中に懐かしい方を見つけた。かつて東北大学を部長・監督として指導され、数年前に退官された先生だ。お変わりなく元気な様子で、フットボールに対する情熱も変わらずお持ちのようで、短い時間だったが話せて嬉しかった。
逆に残念だったこともあった。
部員わずか5名のKayaksのうち3名が学連担当として裏方にまわり、クリニックを受けていなかったことだ。
Xリーグのチームがわざわざ仙台まで来てくれてフットボールを教えてくれるというチャンスを何故活かさなかったのか?
事前に「全員参加します」と聞いていたので、当然クリニックに参加するものだとばかり思っていた。他大学からは何十人もクリニックに参加しているというのに…。
会場でKayaksの部員たちが裏方として走り回る姿を見て、彼らの「やる気」とは一体何なのかわからなくなり、失望に近い思いで虚しくさえ感じた。
どうしたらチームのモティベーションをもっと上げられるのだろう?