ストーブリーグに向けて

今日からKayaksは練習を再開した。

再開と言っても、年内のグラウンド練習は12月6日(日)で終了の予定だ。今日を含めても4日間のみの練習だが、最終日の6日は、今シーズンの東北リーグの覇者にして、記念すべき1回目の全日本大学アメリカンフットボール選手権 東日本代表校準決勝戦に出場した仙台大学シルバーファルコンズとスクリメージ(練習試合)を行う予定だ。

仙台大とKayaksは「協力提携校」として深く交流を続けており、毎年この時期にストーブリーグと称して新チームで対戦している。今年は、先月23日に激しい試合(試合内容が激しいというより、結末が悲劇的な、という意味)を終えたばかりなので、今年のストーブリーグは遠慮させていただこうかとも考えたが、新チームを率いる3年生たちが実施を決めたのでそれに従うことにした。

練習再開に先立って行われた先月28日(土)のミーティングでストーブリーグ実施の目的あるいは目標を尋ねたところ、「やるからには勝利を目指す」と威勢の良い答えが返ってきたが、それは現実的ではない、と私が一喝した。4年生が抜けた新チームとは言え、相手は全勝で1部リーグを制した仙台大学だ。1部で全敗の弘前大学に僅差とは言え入れ替え戦で敗れたKayaksがその仙台大を相手に「勝利を目指す」とは、あまりにも大それた目標だろう。そんな目標では意味が無い。例えその目標が達成できなくても悔しさすら感じないのではないかと思った。

決して負けに行こうと言うのではない。そうではなくて、やるからには努力しなければ達成できない、いや、必死に努力すれば達成できる目標を立てて、それに向かって努力しなければ意味が無いと言っているのである。

1部の上位とどれほどの実力差があるかを知るだけでも意味があるのでは?と思われるかもしれないが、入れ替え戦での残酷な敗北のあとでは、その意味も果たして有効なものかどうか甚だ疑問である。何故ならば、Kayaksは1部で全敗したチームに敗れた訳で、仙台大とスクリメージを戦って1部上位との差を肌で感じたとしても、おそらく敗戦による心の痛手は入れ替え戦の敗北に比べれば微々たるものだと考えられるし、例え勝つことができたとしても、Kayaksが来シーズンを2部リーグで戦う現実に変わりは無く、むしろ虚しさだけが強調されると考えられるからだ。

そこで、個人的にで良いから、ストーブリーグで仙台大学と戦う目的をはっきりさせてスクリメージに臨むよう部員たちに求めた。そしてスクリメージ後に、その目的をどの程度達成できたのかを個人的にで良いから自分で言えるように準備しなさいと。そうすれば、勝っても負けてもストーブリーグを実施する意味がある。

練習再開の今日は、私は仕事の都合で練習を見に行くことができなかった。果たして誰がどういうリーダーシップを発揮し、どんな雰囲気で練習をやり終えたのが大変興味深い。
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プロフィール

k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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