明日はもう少し…

最近、練習に行くたびにイライラし、ヒステリックに部員たちを怒鳴り散らしてしまう。この間なんか、怒鳴るより先にグラウンドにあるベンチを蹴り倒してしまった。自分では、その時は怒る原因があっての結果だと思っているが、あとから振り返ると、以前だったらあそこまで怒らなかったかもな、と反省してしまう。今日は仕事が遅番だったので練習に行けなかったが、部員たちは私が練習に来ないので、ホッとして伸び伸びと練習に集中できたのではないだろうか。

私が自分を正当化しようとすればこうなる。
「仮にも『1部昇格』を目標とするチームであれば、もっとピリピリしたムードで練習し、自分たち自身でミスを指摘しあったり、自分たち自身で良いプレーを作り出していく熱意があるべきなのに、今のKayaksにはそれが欠けている。だから悪い。怒鳴られて当然」と。

確かに、「まず1勝」などと言っていた昨シーズンと同じことをしていてはダメなのだ。昨シーズンの成績を振り返れば、初戦は大雨のお陰で辛勝、2戦目はファンブルが多かったが運良くターンオーバーされなかったため勝てて、3戦目は相手チームの事情により途中棄権で勝ち、まともに戦った4戦目では、私たちKayaksは大敗しているのだ。結果だけ見れば3勝1敗だが、まともに戦って勝った試合はひとつも無かったとさえ言えるのだから。

今シーズンもしかり。初戦、2戦目と、選手の人数が11人ギリギリというチームと戦って2戦2勝しているだけで、まともに戦って勝った訳ではない。むしろ、フットボールに人数によるハンデイがあったなら、2戦とも敗れていたかもしれないとさえ感じている。

一方、自分を正当化しようとしなければ、先に引用したビル・ウォルシュの言葉にあるとおり、「ヘッドコーチはあくまでも表向きは冷静さを保ち、チームをコントロールしなければならない。それがヘッドコーチに課せられた義務なのである」から、私は監督失格と言えるのかもしれない。それでも私は、全力を出し切らずにだらしない態度をとる部員には苛立ちを感じ、それを隠すことはできない、いや、隠してはいけないのだ考え、ついつい自分がヒステリックになるのも仕方ないことなんだと考えてしまうのだ。


でも本当に、それでいいのかな…?


叱るところは叱る、それは曲げられないけど、明日はもう少しアイツらのいいところを見てあげようかな!?


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k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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