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熱意の涙

新型インフルエンザに部員が感染したことに伴い、Kayaksは8月21日(金)から28日(金)まで練習を自粛し、8月29日(土)から練習を再開した。発生後すぐに自粛を決断したため、感染者を最小限に食い止めることができたが、29日(土)の練習再開時に、それまでの感染者以外で3名が体調不良を訴えて練習を休んだ。

診察の結果、いずれも新型インフルエンザではなかったが、最初の診察で陰性でも、あとから新型インフルだったと判断される例もあったので、念のためこの3名には引き続き練習参加を自粛してもらい、明後日行われる初戦への出場を断念させることにした。

3人ともチームの中心選手であったため苦渋の決断だったが、これ以上感染の可能性を高める訳にはいかない。今もその判断が正しいのか不安に思うこともあるが、少なくとも間違いではない自信はある。

試合出場を断念した3人のうちの1人は再三私に決断の撤回を懇願し、今日も職場に来て初戦への出場を涙を流しながら訴えてきた。勝気な性格の彼の涙に私の心は大いに揺さぶられたが、今回の試合不参加は練習を休んだことによる「ペナルティ」ではなく、あくまで体調を崩して練習を2週間余り休んだことによるものだと諭して理解してもらった。

2週間も練習を休んだ選手がすぐに試合に出て活躍できるほどアメリカンフットボールは甘くない。そんなことをしたら、怪我をするのがオチだ。良い選手たちだからこそ、ベストの状態で試合に臨んで欲しいと思うのが監督としての「親心」だ。もちろん、リーグ戦の日程が進んでいけば傷んだ選手を使わざるを得ないこともあるが、避けられる危険は避けた方が良いに決まっている。

中心選手を大事を取り過ぎて欠場させ、初戦に敗れたらそれは私の責任。
その責任を取る覚悟が無ければ、監督などハナから引き受けてなんかいない。

初戦出場への熱意を涙ながらに訴えた選手が2戦目以降大暴れして、見事「1部昇格」の原動力となってくれることを期待すると共に、彼のためにも何としても初戦に勝利しようと強く心に思った。

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k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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