対仙台大学戦

先週は雨の日が多かったが、昨日は明るい曇り空で時折青空も顔を出し、少々蒸し暑いぐらいの陽気。春のオープン戦の締めくくり、仙台大学シルバーファルコンズ戦は、その暑さを避けようと夕方16時から仙台大学の人工芝グラウンドで行われた。

試合は各クォーター20分流しで、第2、第4クォーターのラスト2分が正式計時。審判も3名だけというスクリメージに近い形で行われた。

仙台大学のキックオフで始まった試合は、地力に勝る仙台大が立て続けにタッチダウンを上げ、我がKayaksはやや意気消沈気味。オフェンスはそこそこドライブできるものの、相変わらずミスもあって自滅し、なかなか得点に結びつかない。
しかし、第2クォーターに入って流れがKayaksに傾き、ついに、ようやく、仙台大学からタッチダウンで得点することに成功した。

あとで考えたら、仙台大からは久しぶりの得点(現役部員にとっては初得点?)だったのだが、この時はそんなこと思い出しもしなかった。単なる、この試合「1つ目の」タッチダウンに過ぎない。恩師率いる格上のチームに胸を借りに来たのではない。今日は勝ちに来たのだ。…そんな決意で臨んでいたので、一喜一憂せず、試合に集中できていたのだろう。

Kayaksはその後もタッチダウンによる得点を加えることができたが、それ以上に仙台大が得点し、終わってみれば試合は28-50の大敗。やはり、1部強豪チームとの実力差は相当大きいと実感した。

オフェンスは上出来だった。しかし、ピッチボールがランニングバックの手につかない場面や、クォーターバックのパスが乱れる場面が何度かあり、チャンスに自滅して攻守交替という場面が目立った。いわゆる「経験不足」というものか。「ここが大事」という場面で、いつも以上に集中して絶対に成功させるという緊張感・集中力が無い。あるいは「ここが大事」という共通認識をチームとして持てていないのかもしれない。選手個々のパフォーマンスはこの1、2年で相当上がったが、こうした精神的な成長が伴っていない。ファンブルしないなどといった技術の向上も今後必要だが、1部リーグへ昇格するためには精神的な成長が必要不可欠だろう。

ディフェンスは良くなかった。50点も失点したのだから当然の評価だが、何よりロングラン(独走)によるタッチダウンを再三許したことは、これまでディフェンスチームに与えていた高い評価を全て打ち消すに値する。全体的には良く守っていたが、どんなに相手の攻撃を遅らせても、時折ロスタックルに成功しても、たった一度の独走で6点を献上してしまうのでは試合に勝てない。先々週の日大工学部戦での失点も独走によるもの。たった一度の独走でもそれを反省し、この1週間で立て直すことができなかったのは残念でならない。コンテイニングユニットという考え方を正しく理解し直し、ディフェンスは一から出直すほどの覚悟で夏の練習に臨まなければなるまい。

Kayaksは昨日の仙台大学戦で前期の全体練習は終了し、試験オフに入った。オフと言っても休みではなく、全体では集まらずにグループごとに集まってウェイトトレーニング等を行うということ。試験オフ明けに筋肉の鎧を身にまとい、ひと回り(ふた回り?)大きくなった選手たちと再会するのが楽しみだ。


今年の春のオープン戦は3勝1敗。たくさんのKayaks OB/OG、部員のご家族、Kayaksファンに応援いただき、上出来すぎる春を過ごすことができました。試験オフを挟み、夏にはさらに精進して秋のリーグ戦に臨む覚悟でおりますので、今後ともよろしくご声援ください。
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プロフィール

k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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