地下鉄にて

今日の仙台は雨。ワケあって、地下鉄で出勤した。
混雑する時間帯ではなかったので、座席に座れはしなかったが、立っている人同士が触れ合わずに済む程度の乗客数だった。

いつも地下鉄に乗る時と同じように、真っ暗な窓をただボーっと眺めて立っていたのだが、ふと視線をずらして驚いた。おそらく私と同じか若干年長と思われる女性が化粧をし始めたのだ。

「電車やバスの車内で平気で化粧する若い女性が増えた」
…と、否定的な話題として話されるようになって久しいが、「若い女性」もずいぶんと年だけは重ねたようで、残念なことに年齢と共に常識(マナー?)を身に付けることはなかったようだ。

仕事と主婦の両立で忙しいんだから時間の節約として地下鉄車内で化粧ぐらいしたっていいじゃない、という声も聞こえてきそうだが、化粧する時間ぐらい早起きできないなら、無理せず仕事か主婦のどちらかを辞めた方がその人のためじゃないかと思う。

女性蔑視では決してない。
私は髭剃りが面倒で仕方ないが、その分ゆっくり寝ていて地下鉄車内で剃ろうとは思わない。もしそういう人がいたら、化粧と同じように不快に感じることだろう。

「車内でナゼ化粧しちゃいけないの?」
と、納得できる理由を求める方もおられるかもしれないが、ただまわりの人が不快に感じるから、という理由で十分だと思う。

私は職場で窓口業務を担当していて、毎日たくさんの学生と対応するが、中には帽子をかぶったまま、あるいはガムを噛みながら、あるいはヘッドホンを耳に着けたまま、話し出そうとする者もいる。そうした時は必ず、帽子を脱がせ、ガムを出させ、ヘッドホンを外させてから話を聞くことにしている。そうする理由を問われたことはないが、もし問われたら「少なくとも目上の人と話す時は脱帽すべきだし、物を口に入れたまま話すべきではないし、ヘッドホンを着けたままではこちらの話を聞こうとする態度には見えないから外すべき」と答えるだろう。理由なんかそれで十分。

スポーツのルールは、安全にその競技を楽しむためにできたものがほとんどだろう。なので、よく考えればどうしてそうしなければならないか、どうしてルールを守らなければならないかがわかるが、中にはわかりづらいものもある。しかし、ルールは絶対。何で?と心の中で思っていても、アメリカンフットボールのオフェンスチームは、プレー開始前に1秒間以上静止しなければ罰退させられてしまう。

地下鉄車内がヒマだったせいか、いろんなことを考えてしまった。
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プロフィール

k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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