月曜練習

6月はオープン戦が毎週のように予定されている。
今度の日曜は秋田大学戦、翌々週が北海学園大学定期戦、その翌週に日本大学工学部戦、さらに翌週が仙台大学戦といった具合。昨年までは、春に試合を組めるほど選手がいなかったので、本当に久しぶりに当たり前な春シーズンを迎えるといった感じだ。ただ、決して選手数に余裕がある訳ではないので、怪我人が出てしまうと、予定どおり試合ができるかどうかわからないという不安はまだある。

夏休みまでの期間はグラウンド練習を週3回(木・土・日)行う計画でいたが、毎週のように日曜日に試合が入ってしまうと、前日の土曜はやや体力的に抑えた練習メニューになってしまうし、事実上、練習日が木曜日1回だけになってしまう。そのことを4年生たち幹部に問いかけたところ、6月は月曜もグラウンド練習日とすることになった。試合翌日の月曜?!…と最初は私もその計画に疑問を持ったが、他は授業の関係で人数が集まらないらしいので仕方が無い。昨日はその月曜練習の初日だった。

昨日のKayaksは一昨日とは全く別チームであるかのようで、ファンブル等のミスはほとんどなく、高い集中力を保って非常に良い出来だった。おそらく今シーズンの練習で最も良い内容だったと思う。一昨日の私の『叱咤』の効果も若干あるかもしれないが、それよりも教育実習を終えて約1ヶ月ぶりにチームに合流した主将のリーダーシップによるところが大きいと感じた。4年生部員がいなかった昨シーズンからチームを率い、主将として2年目を迎えた彼のリーダーシップは見ていて頼もしい。昨シーズンは3年生の主将ということでひ弱さを感じることも少なくなかったが、その経験が彼を成長させたのだろう。彼が戻ってきて、Kayaksはよう
やくひとつにまとまり、フットボールをプレーする準備が整った気がする。

もうひとり、成長著しい選手がいる。3年目を迎えたクォーターバックだ。
彼は元々運動能力が高い選手のひとりだったが、最近はチームにおける自分の立場をよく理解するようになり、練習後も熱心に私に質問してくる。まだまだ荒削りでクォーターバックとしては未熟だが、何よりプレーの修正を1回でできるところが素晴らしい。例えば、このプレーではもう少し内側を縦に切れ上がった方がいいな、と言えば、次にはそのとおりに動ける。文章で読むと「そんなの当たり前!」と思われるかもしれないが、やってみるとこれが意外と難しい。良い選手かどうかのひとつの判断基準とも言える。

さて、いよいよゲームウィーク。オープン戦なので何が何でも勝つ!という意気込みは正直無いが、負けるために試合をする気も毛頭無い。選手たちと自分たちのシステムを正当に評価するためにも、全力でオープン戦を戦うつもりだ。
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プロフィール

k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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