成長過程

昨日から降り続いた雨も午前中で小降りになり、グラウンド状態はあまり良くなかったが、明るい曇り空の下、今日はグラウンド練習を行った。

1年生も多数参加する中、例年ゴールデンウィークに行っているOB戦に向けたドリルを開始した。
3月の練習開始以降、TGボウル(紅白戦)を新入生たちに見てもらうために練習を重ねてきたとは言え、OB戦はより本格的…と言うかレベルが高いのは確実。今のままでは全くお話にならない。そこで今日から数回しか無いが、OB戦に向けて準備しようという訳だ。

グラウンド状態があまり良くなかったため、パート練習を15分に短縮し、左右半分ずつの選手で行うハーフラインドリルを行った。
プレーミスはそれほど多くなかったし、声も良く出て元気があって良かった。しかし、ぬかるんだ足元という悪条件を差し引いても、プレーの展開が遅すぎる。もっと早く展開していかないと、上のレベルとは戦えない。

おそらくは意識の問題だろうから、個々人が「スピードアップしていくんだ」という決意を持って練習に取り組めば良いのだと思う。

休憩時間中、選手同士がもみ合っていたらしい。詳しい内容はわからないが、おそらくは誰かがミスしたものをガマンしきれずに、お互い一気に悪い考えを吐き出してしまったということか。チームが勝利するために必要な意見交換が、いつの間にか興奮して血の気の多い者どおし殴り合いのケンカに発展するなどということはよくあることだ。しかし、人の失敗につけ込んでそれが元でもみあうとはどういうことか。全くお話にならない。今後はそうしたことが起こらないようにキツく話して、今日の練習を終えた。

思うに、チームが強くなる過程で必ず起こる現象と言えるのではないだろうか。
強くなりたい、勝ちたいという気持ちばかりが先行して、実際にはまだ心身の準備が整っていないのに、自分ではそうできているような気がしてしまっている。その時に仲間が凡ミスを犯すと、必要以上に腹立たしく、感情を抑えることすらできなくなってしまう。
これが本当に強いチームになってくれば、凡ミスを犯した選手のミスを改善することがチームにとって何より大切であり、ミスした選手を責めても何の意味も無いことがわかるようになるのではないか。

成長過程に起きた小さな出来事。
今シーズンもKayaksを良いチームに育てていきたい。
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プロフィール

k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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