心のブレーキ

昨日の青空から一転、今日の仙台は冷たい小雨が降り続いている。しかし、気温が低めなのを除けば乾燥していた昨日よりグラウンド状態は良く、花粉も飛んでいないようで、練習するにはむしろ良かったかもしれない。

さて、スペシャルツーデイズの2日目、今日は主役の2人にディフェンスの最重要課題であるスタートを十分に意識させる練習を行った。
相変わらず、端から見れば野蛮な根性練習だろうが、根性無いヤツにラインは任せられない。むき出しの闘志や相手を痛めつけてやろうなどという粗暴な性格は必ずしも必要だとは思わないが、チームのために身を削ってでも自分の役割を全うしようという根性だけは、ラインメンにとって必要不可欠だ。

部員数の少ない我がKayaksは、全員が攻守兼任ラインである。しかし、攻守それぞれのファンダメンタルは正反対と言っても良いほど違っていて、選手たちが間違えずにプレーすることは非常に難しい。
また、選手の個性もある。スペシャルツーデイズの主役の2人も、1人はオフェンス向きでもう1人はディフェンス向きだ。そうしたことも考慮して、今後の練習を進めていかなければならない。

今日のラスト、2,000ヤードインターバルダッシュを走り終えて、普通では有り得ない部位の筋肉をツってしまった選手がいた。彼は非常に優秀なアスリートで、強い体だけでなく、強い気持ちも持っている。故に、心でブレーキをかけることなく体の限界を超えたところまで走り込んでしまったのだろう。

人間誰しも体力の限界があって、その限界に近づくと先に心がブレーキをかけてしまう。本来はほんの僅か限界を超えたところで練習したいのだが、実際にはそれはなかなか難しい。

リーグ戦中、そうした体力の限界をほんの僅か超えたプレーが要求される場面が必ずある。その時に心がブレーキをかけずに限界を超えたプレーをすることができるのか?それとも心がブレーキをかけてしまって敗れ去るのか?それは、心のブレーキをかけない練習ができているかどうかで決まってくる。練習で常に全力を尽くす意味はそこにある。


追伸
雨の中、部員のご家族がグラウンドに見え、差し入れをいただいた。
ありがとうございました。
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プロフィール

k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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