最大限に活かそう

先日行ったKayaksの特別セミナーに参加され、セミナー後に熱い言葉をKayaksの部員たちに語ってくれた私の職場の先輩で本学体育会柔道部OBのE氏から、「今のアメリカンフットボール部に贈る言葉です。」とメールをいただいた。負傷者続出で戦力ダウンのKayaksに対する声援だ。

9月8日付け読売新聞のコラムの引用らしく、出典元(YOMIURI ONLINE)のページは既にウェブ上から無くなっているので、ここに記させていただく。

[ 編集手帳 ]
クーベルタン男爵の姉の孫、ジョフリー・ナバセル・ド・クーベルタン氏が語っている。「大叔父が蘇(よみがえ)ったら、教育的価値が少ないと言って、五輪廃止に動くかも知れないねえ」(結城和香子著、オリンピック物語)◆今ならば近代五輪の父は、金メダル至上主義やドーピング問題に揺れるオリンピックよりも、パラリンピックに力を入れたことだろう。五輪の行き過ぎた面がこちらには広がらぬよう願いたい◆パラリンピックの礎を築いたグットマン卿は言った。「失ったものを数えてはいけない。残ったものを最大限に活(い)かそう」。残酷にも響く、厳しい言葉である。それを真正面で受け止める所から障害者のスポーツは始まるのだろう。パラリンピックのアスリートたちは、五輪選手以上に観客の心を揺さぶる◆わが身を眺めてみれば四肢をはじめ失ったものはなく、その幸いを当たり前と思い込んできた。天賦の才の乏しさを嘆くことに時を費やし、では与えられたものは活かし切っているのか、と問われれば首を振るしかない◆北京の聖火台に再び火が点(とも)った。本当に見たいドラマが、これから始まる。

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k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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