対山形大学戦

Kayaks 33-0 山形大学Kayaksの今シーズン第2戦、対山形大学トムキャッツ戦が東北学院大学泉キャンパスグラウンドで14時25分から行われ、我がKayaksが33-0で勝利した!

秋分の日の今日、仙台は早朝は青空もきれいだったが、日中は曇り空の一日だった。最高気温27℃の予報で体力の消耗を心配したが、太陽が雲に隠れていた上に涼しい風が吹いてくれたので、フットボールゲームに絶好のコンディションだったと言えるだろう。

久しぶりに我がKayaksのホームグラウンドである本学泉キャンパスグラウンドでのリーグ戦開催、しかも相手は昨シーズンの初戦で大敗した山形大学とあって、部員たちの意気込みはもちろん、実を言うと選手以上に私が雪辱に燃えて意気込んでいた。その思いを後押ししてくれたのが、本学応援団とチアリーディングチーム“デイジーズ”の皆さん、実況放送を担当してくれた放送会の皆さん、そしてスタンドに駆けつけてくれたたくさんのOB/OGや部員のご家族、Kayaksファンの皆さんの声援だった。

試合はKayaksのキックオフで始まった。
前半、Kayaksは攻守共によく集中し、ディフェンスは上手に山大オフェンスを封じ込んでいたし、オフェンスは上手く相手のウィークポイントを攻めてゲインを重ねていた。第1クォーター序盤にタッチダウンを奪うことができたが、次のチャンスはタッチダウンには難しい距離が残ってしまった。私たちはここでフィールドゴールを選択。スペシャルチームが落ち着いてこれを成功させ、10-0となって「勝てる!」と感じた。

得点機に当たり前のように得点するのが強いチーム。弱いチームはプレー選択を誤ったり、プレーを失敗して自滅する。今日はここでしっかり3点を追加でき、これがKayaksに勝利をもたらすきっかけとなった。もちろん、10-0で慢心するつもりなど無いし、そんなに今のKayaksが強いとも思っていない。ただ単に、象徴的なプレーだったというだけで、その後も初戦同様、一喜一憂せず、さらに貪欲にボールを前進させることに集中した。

今日はディフェンス担当のコーチが2人揃ってくれたのが大きい。2人とも県外在住だが、多忙にも関わらず今日も駆けつけてくれた。試合前、彼らの姿を見て選手たちの表情がパッと明るくなったのに気付いた。信頼するコーチがそばにいてくれるだけで、選手は落ち着いて良いプレーができるものである。彼らの存在が選手たちに自信を持たせ、今日もディフェンスは素晴らしい活躍を見せてくれた。今日は零封!…こんなに素晴らしい結果は無い。

オフェンスチームは、今日は少しチグハグだったかな? 調整不足というか、今日の試合の課題としたいくつかのプレーのうち、上手く機能したのは半分ぐらいで、まだまだ未熟なプレーぶりだった。これでは残り2試合で得点することはできない。キーとなるプレーは今日も上手にできていたが、それだけでは絶対に手詰まりになる。さらに効率良くキープレーをゲインさせるためにも、課題としたプレーをもっと煮詰めていく必要がある。

第3クォーターで無得点だったのも気に入らない。相手にアジャストされてしまって、ゲインできても得点できない。そんなドライブが何度も続いた。ガマン合戦で負けずに、第3クォーターを失点せず0-0で終えたことは高く評価したいが、さらに強い相手と戦って勝ちたいなら、この第3クォーターのようなプレーをしていてはダメだ。

最終的には第4クォーターで得点を追加し、セーフティもあって33-0で2勝目をあげることができた。雪辱を果たせたこともうれしいが、部員たちが一喜一憂せず、勝利しても相手に敬意を表してくれていたのが何よりもうれしい。それができなければ、卒業してOB/OGとなっても「Kayaksでフットボールをやっていた」とは言わせない。

9月7日の初戦は今年から準加盟したチームが対戦相手だったので、正直、勝っても自分たちがリーグでどんな位置にいるのか全くわからず不安だった。今回は昨シーズン大敗したチームが相手だったので、自分たちが着実に成長していることを実感でき、ようやく勝利の喜びを実感し、噛みしめることができた。

しかし、残念ながら喜んでばかりもいられない。ファンブルが多過ぎだ!
Kayaksのオフェンススタイルが、どうしてもファンブルの危険性が高いのは承知しているが、それでも多過ぎ。ミスの確率を低く抑えるのが練習の主たる目的な訳だから、しっかり練習してファンブルを減らして欲しい。ファンブルは攻撃権を失う可能性が高いばかりか、チームの勢い、モメンタムをも失いかねない。次の試合では、「ノーファンブル」を目指すことにしよう。

それと、デザインされたとおりゲインしてタッチダウンしたプレーもあったが、個人技で突き進んだプレーも多かった。これでは上位チームとは戦えない。もう一度プレーの意図、アサイメントの意味を理解し直して欲しい。

山形大学トムキャッツは、闘志溢れる素晴らしいチームだった。昨シーズンまでのKayaksと同じように控え選手がほとんどいない中、よく頑張っていた。仙台グリーンボウルで共に戦ったフルバックの力強いインサイドアタックは破壊力抜群だった。ラインメンは皆大きくて重かった。怪我をした選手もいたようだが、体調を整えて、次の試合でも是非頑張って欲しい。

今日は本学が試合会場ということで、本学応援団、チアリーディングチーム“デイジーズ”、放送会の皆さんに試合を大いに盛り上げていただいた。みんな、ありがとう! また機会があったらよろしくお願いします。

たくさんのOB/OGやそのご家族、部員のご家族や友人、Kayaksファンの皆さんが応援に駆けつけてくれて、スタンドから部員たちに声援を送ってくれた。ほとんどの方には直接お礼を申し上げることができず、失礼しました。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました!

試合後、いつもお世話になっている「アメリカンフットブログ」のFOA東北さまから、イリーガルフォーメーションについてご指導いただいた。試合の勝ち負けよりも、こうした点を次の試合までに修正できるかどうかがカレッジフットでは大切だと思う。これまでも何度も指導してきた部分ではあるのだが、今度こそしっかり直そう。FOA東北さま、ありがとうございました。

初戦以降、第2戦に対する私個人の思い入れが強過ぎたせいか、あまり良い練習をすることができなかった。猛省し、第3戦に向けて明日からまた頑張ろう!

  • k_sone の公開ギャラリー …山形大学戦の様子を公開しています。ただし、試合に夢中だったので、プレー中の写真はありませんが!?

    関連記事 対山形大学戦 2007年9月2日(日) …昨シーズンの初戦で対戦した時の様子。
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    k_sone

    Author:k_sone
    東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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