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同じ失敗の繰り返し

2009100208520610月になった。
仙台はこのところ急激に秋が深まり、晴れても日中の最高気温は20℃を僅かに超える程度、夜も17時半を過ぎるともう真っ暗だ。

今日は18時過ぎに仕事を終え、すぐに泉キャンパスへ向かったが、グラウンドに到着した頃には既にドリルが始まっていた。
私が到着してからオフェンスメインのドリルをしようと考え、先にディフェンスメインでドリルを始めていたようで、その後数セットほどディフェンスのドリルを見た後、オフェンスメインのドリルを開始した。

ラインメンとの別練習も今週末で終わり、来週からは再びチームがひとつにまとまって練習するのだが、ラインメンがいないことによって学べることも数多くあるはず。それらをどれだけ習得できたのかが、今シーズンのチームの成績を左右すると言って過言ではない。

…にも関わらず!

今日のドリル、前半は集中力を欠き、レシーバーはイージーボールをポロポロ落とし、ディフェンダーが多くいるエリアに自ら走り込み、アンダーニースにディフェンダーを入らせる。これでパスが成功したら不思議というもんだ。

すなわち、日々の練習で実戦を想定した練習を全く行っていないということ。練習のための練習、自らが納得するためだけの練習になっていたということだ。自分自身で考えてボールを前進させようという意志が全く感じられない。日曜の練習で指摘した過ちを、木曜にはまた犯してしまっている。それで強くなんてなれる訳がない。

個人的スキルやプレーの習得には膨大な時間を反復練習に割くが、それはまた、選手個々人の精神的な準備期間でもあるはず。それをただ漠然と繰り返すだけの時間に当てていたとすれば、これまで練習にかけた時間の半分は無駄に過ごしてきたと言えるだろう。

幸い、昨日のドリル後半は集中してボールを進めようという気持ちを感じることができた。しかし、数日経てば忘れてしまうというのでは同じ失敗の繰り返し。

子曰、過而不改、是謂過矣
「過ちて改めざる、これを過ちという」 (孔子)
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ヘッドコーチに課せられた義務

フットボール・ゲームは言葉で表現できないくらい強烈で、限りなく激しい戦いだ。そのためフットボールに携わる人間は、時には他人に必要以上に辛く当たってしまうこともある。厳しい争いを闘い抜くために、選手は乱暴に扱われることに慣れ、屈辱的な経験に耐えねばならないかも知れない。最悪の場合、コーチが選手を軽蔑したり、無視したりするような状況もあるかも知れない。…(中略)…
コーチが直面する闘いは、一種の消耗戦でもある。コーチングに費やす時間とエネルギーには限りがなく、最後まで闘い抜くことができるかどうか不安になることもある。トレーニング・キャンプではコーチは毎日十四時間も働いている。テレビの解説者になってはじめて私は彼らの顔を客観的に見て、その疲労の濃さに驚いた。キャンプでの疲労に加えて、シーズンが深まるにつれて今度は感情の激しい起伏がコーチを襲う。コーチがゲーム中にオフィシャルに対して見せる激しい怒りは、コントロールすることのできない、感情の波の表れなのである。しかしこうした疲労や感情の波が極限に達したような状況でも、ヘッドコーチはあくまでも表向きは冷静さを保ち、チームをコントロールしなければならない。それがヘッドコーチに課せられた義務なのである。

(ビル・ウォルシュ他著 「NFL 王者の哲学」 p.67 タッチダウン 1993)

明日はもう少し…

最近、練習に行くたびにイライラし、ヒステリックに部員たちを怒鳴り散らしてしまう。この間なんか、怒鳴るより先にグラウンドにあるベンチを蹴り倒してしまった。自分では、その時は怒る原因があっての結果だと思っているが、あとから振り返ると、以前だったらあそこまで怒らなかったかもな、と反省してしまう。今日は仕事が遅番だったので練習に行けなかったが、部員たちは私が練習に来ないので、ホッとして伸び伸びと練習に集中できたのではないだろうか。

私が自分を正当化しようとすればこうなる。
「仮にも『1部昇格』を目標とするチームであれば、もっとピリピリしたムードで練習し、自分たち自身でミスを指摘しあったり、自分たち自身で良いプレーを作り出していく熱意があるべきなのに、今のKayaksにはそれが欠けている。だから悪い。怒鳴られて当然」と。

確かに、「まず1勝」などと言っていた昨シーズンと同じことをしていてはダメなのだ。昨シーズンの成績を振り返れば、初戦は大雨のお陰で辛勝、2戦目はファンブルが多かったが運良くターンオーバーされなかったため勝てて、3戦目は相手チームの事情により途中棄権で勝ち、まともに戦った4戦目では、私たちKayaksは大敗しているのだ。結果だけ見れば3勝1敗だが、まともに戦って勝った試合はひとつも無かったとさえ言えるのだから。

今シーズンもしかり。初戦、2戦目と、選手の人数が11人ギリギリというチームと戦って2戦2勝しているだけで、まともに戦って勝った訳ではない。むしろ、フットボールに人数によるハンデイがあったなら、2戦とも敗れていたかもしれないとさえ感じている。

一方、自分を正当化しようとしなければ、先に引用したビル・ウォルシュの言葉にあるとおり、「ヘッドコーチはあくまでも表向きは冷静さを保ち、チームをコントロールしなければならない。それがヘッドコーチに課せられた義務なのである」から、私は監督失格と言えるのかもしれない。それでも私は、全力を出し切らずにだらしない態度をとる部員には苛立ちを感じ、それを隠すことはできない、いや、隠してはいけないのだ考え、ついつい自分がヒステリックになるのも仕方ないことなんだと考えてしまうのだ。


でも本当に、それでいいのかな…?


叱るところは叱る、それは曲げられないけど、明日はもう少しアイツらのいいところを見てあげようかな!?


関連記事 ヘッドコーチに課せられた義務 2009年10月3日(土) …名将ビル・ウォルシュの言葉

秋晴れの空のように

20091004221822今日の仙台は爽やかな青空が広がる暖かな秋晴れ。このところ続いていた練習時のイライラを払拭するには最高の一日!とばかり、今日の練習場所である多賀城キャンパスのグラウンドへ向かった。

実は家を出る前に主将からメールで連絡があり、それは昨日の練習の報告だったのだが、そこにはまたしても私が嫌う練習順序の変更を行ったと書かれていた。若干イラッとしたのだが、「今日は良い雰囲気で練習するんだ!」と自分に言い聞かせてグラウンドに向かったのだった。

意外なほど強い日差しを浴びながらクルマを走らせ、気持ち良くグラウンドに到着したのだが、練習開始直前、つい最近4年生に直すようお願いしたばかりのことが守られず、またカチンときてしまった。このままでは、今日もまたヒステリックに部員たちを怒鳴り散らしてしまいかねないと思い、ストレッチを終えた直後に全員を集め、思い切って話をすることにした。

私が最近の練習でイライラし、ヒステリックに怒ってしまっていること。今日は良い雰囲気で練習しようと決意してきたこと。それなのにまた、私が嫌うことを部員たちが行っていること。そして何故そういうことをしたのかを尋ねた上で、私が何故そうしたことを嫌うのかも理論的に説明した。さらに私に何か反論や意見したいことがあるなら遠慮無く話してくれと問いかけてみたが、部員たちに反論や意見は無く、私の気持ちや考え方を部員たちは理解してくれたようで、今日これからの練習をお互い気持ち新たに頑張っていこうと話してハドルを解いた。

こうした対話が効を奏したのか、今日はその秋晴れの空のように良い練習ができた。

ドリル中心のメニューだったが、ディフェンスチームは相変わらず良いパスディフェンスと効果的なパシュートでボールを封じ込めていたし、オフェンスチームはテンポ良くプレーを展開して、ひとつひとつのプレーの意図を全員が理解して動いている様子が見ていてよくわかった。まだいくつかのプレーが開発途上ではあるが、次回のグラウンド練習からはいよいよラインメンが合流してくるし、今日のような良い雰囲気の練習を続けていれば、次の試合でも必ず良いプレーをすることができる。

今日はオフェンス担当のコーチも来てくれて、特にパスプレーに関して良い示唆をチームに与えてくれていた。またひとつ、選手たちは成長したに違いない。

今シーズンの第3戦、対北里大学獣医学部戦まで2週間を切った。北里大は今日の試合で3勝目を上げたようで、シーズン前の予想どおり、Kayaksにとって次の試合が今シーズンのヤマ場となりそうだ。これから急ピッチで準備を進めていくつもりだが、今日こうして部員たちと再び「チーム」になれたので不安は無い。Kayaksの今年の目標である「1部昇格」に向けてがむしゃらに突き進むのみだ!

3試合分

20091008013944ほぼ定時に仕事を切り上げ、今にも雨が降り出しそうな空の下、泉キャンパスへと向かった。今日はミーティング。次の対戦相手にして、今シーズンのリーグ戦で既に3勝を上げている北里大学獣医学部カウボーイズのスカウティングレポートを4年生たちが発表する日だ。

今シーズンのKayaksは、前の試合までの対戦相手がどちらもKayaksとの試合が初戦だったため、これまでまともにスカウティングデータを参考にして試合に臨むということができなかった。しかし、次の相手の北里大は既に3試合を戦って3勝し、私たちとの試合がリーグ最終戦となる。つまり、3試合分のスカウティングデータがあるということで、私もこのところ毎日ずっと北里大の試合のDVDを眺めてきた。

しかしミーティングに関しては、昨年もそうしたのだが、私たちコーチングスタッフが部員をリードして行うのではなく、4年生ら幹部が中心となってミーティングを行い、過不足があったらその都度私が口を挟む…といった形式で行った。

オフェンス・ディフェンス・キッキングに分けて4年生が発表を行ったのだが、予想していた不安が的中! ミーティングがだらだらと長くなってしまった。

予想していた不安というのは、3試合分ものデータを上手くとりまとめ、エッセンスだけを抽出して簡潔に発表することができるだろうか?というもの。案の定、単にだらだらと相手のプレーを図で示したり、ビデオを繰り返し流して見たり、データをただ羅列しただけの資料を配付したり、といった感じだった。事前にそれじゃダメだぞと話していたのに、あまりの出来の悪さに少々ガッカリしてしまった。

今日はディフェンス担当コーチもミーティングに来てくれたので、オフェンスとキッキングについては私が、ディフェンスについては担当コーチが、最終的なまとめとして、それぞれ北里戦に向けての心構えや戦術・戦略を話してミーティングを終えた。

これまでの試合をDVDで見て言えるのは、北里大は強い、ということ。現時点では勝てる気が全くしない。だが、それはいつものこと。勝てる気がしないから一所懸命勝てる方法を考え、それを遂行できるようになるまで反復練習を繰り返し、私たちが必ず勝てる、と試合前日までには自信を持てるように進めていくつもり。頑張っていこう!

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東名阪に大きな影響をもたらした台風18号は北上しながら勢力を弱め、16時頃、仙台付近を通過したようだ。これまでのところ学内での被害の報告は無く、雨風ともに微かに感じられる程度。

しかし、今日のグラウンド練習は中止にし、昨日時間が無くて見れなかったビデオを見るミーティングに変更することにした。練習日数が減る不安はあるが、戦術・戦略に関する正しい共通理解を持てば、それも次回の練習で払拭できるはず。


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感謝!

大事な試合前だが、昨日今日と所用があって練習に行くことができなかった。
しかし、コーチやOBたちが2日間ともたくさん来てくれたようで、部員からの報告によると、とても良い練習ができたようだ。怒りん坊の監督がいるより、良い練習ができたのかも?!

コーチ陣、OBたちに感謝!

明日は体育の日。通常、月曜はウェイトトレーニングの日だが、明日は休日なのでグラウンド練習に変更した。連休最終日だが、明日もOB/OGの皆さんがグラウンドに来られることを期待しています。
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プロフィール

k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の前監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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