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重要な課題

試合まで残り3回の練習を残すだけとなった。

冷え込む中、今日もKayaksは精力的に練習に励んだが、ポジション別練習でアクシデントがあり、負傷した選手を連れて病院へ向かった。
幸い軽傷で試合には大きな影響は無いが、治療を終えた選手を迎えた仲間たちは、皆不安な顔をしていた。

今年は試合をするギリギリの人数で活動しているうえに怪我が多い。何度選手を連れてグラウンドから病院へ向かっただろう。
アメリカンフットボールに限らず、スポーツには避けられない怪我もあるだろうが、負傷しない選手を育て上げることも監督の責任だろう。すぐに解決できる事ではないが、重要な課題と位置づけて取り組んでいかなければならない。
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Positive thinking

今日は2人のOBが練習に参加してくれた。昨日も別のOBが来てくれていたが、冷え込みが厳しい中、Kayaksのために時間を割いて協力してくれることが本当に嬉しい。

いよいよ最終戦が近づいてきた。試合前に練習を見ることができるのも、おそらく今日が最後だろう。基本的なステップやタイミングなどを調整し、練習を終えた。

今日、私が選手たちに求めたのは、自分たちの力を内側でなく外に向けること。物事には様々な側面があるので、ある一面ばかり見ずに別の角度からも見てみること。そしてそれらは常にプラスの方向を向いていること、である。
ポジティブな発想・言葉・行動は人を大きく成長させる。自分自身にとっても仲間たちに対しても。例えば、誤ったプレーは直さなければならないが、ネガティブな言葉を並べただけでは直らない。いろいろな角度からアプローチし、ポジティブな言葉で誤りを指摘すれば、より効率的に修正することができるはずだ。
互いに励まし合って、フットボール選手・マネージャーとしても人間としても、より一層成長して欲しい。

頑張れ!Kayaks!

Angel's share

仕事が予定より早く終わったため、後半から練習を見ることができた。ディフェンスのチームドリル。

昨日話したばかりなので、少しはポジティブに取り組んでいるだろうと思っていたのだが、残念ながらチームリーダーから出る言葉は否定的な言葉ばかり。彼がチームのために一所懸命なのはよくわかっている。だからこそ、同じ頑張るならポジティブに取り組んで欲しいと思う。

蒸留したウイスキーを樽につめて熟成させると、約半分は蒸発して無くなるそうだ。
もったいないと考えるのが普通だろうが、この蒸発してしまう分を Angel's share =天使の分け前と言うのだそうだ。何とも洒落た、そしてポジティブなとらえ方だろう。

明日は練習は休み。選手たちには、身体と心の疲れを癒し、試合に向けた精神的準備をしっかりとして欲しい。

Motivating the team

「チームが意気消沈するのは、普通プレーヤーが精神的、心理的に疲労したからであって、肉体的なものではない

「勝利することは、プロ・フットボールのプレーヤーにとっては人生観でもあり、情熱でもあるのだ。優劣をくつがえしきれぬ場合であっても、プレーヤーは“やめる”ということの意味すら知らないのである」

「フットボールは感情のゲームであり、そして熱情、統制、気力を含む激烈で高度な戦闘的コンタクトのスポーツである」

「互いの賛美と誠意の感情は、チームにとって重要な要素である。プレーヤーは互いに尊敬しあい助け合わねばならない

「人は自分自身に誇りを持たねばならないのであって、ただ無為に食事をし、テレビを見て、眠り、酒を飲み、車を運転するだけで人生をすごしてはならないのである」

「プレーヤーが基礎とプレーを覚えたら、あとはチームをつくりあげるのは士気である」

「士気とは、精神的コンディションであり、心構えでもある。それは決してくじけず、立ち直る能力を意味する

『何度か倒されて、次にどうするか見ようじゃないか』これがたいていのコーチの考えである」

「もし失策を犯してもうなだれることなく、頭を起こすのだ。困難が訪れようとも平静を保つのだ。そこにとどまり、決して諦めるな

精神の姿勢とチームの士気が、フットボールの90%を占めている

(ジョージ・アレン/ダン・ワイスコップ共著 『アメリカン・フットボール百科』 ベースボール・マガジン社、1976)

2005年シーズン、終了

最終戦が終わった。結果は大敗。第3Q終了時点で試合終了のコールドゲームだった。

今シーズンの全日程を終え、昨年に続いて全敗で最下位が決定した。しかも今日は私たちと同じ僅か12名の選手で活動しているチームを相手に、圧倒的な敗戦を喫した。私たちは目を背けることなく、この事実をしっかりと受け止めなければならない。

次から次へと負傷者が出た。元から傷んでいる者も再び怪我を負い、あのまま続けても試合にはならなかったかもしれない。「コンタクトスポーツとはダンスのことで、アメリカンフットボールはヒッティングスポーツである」と何かに書いてあったが、まさにヒットに対する準備不足がチーム成績にはっきりと表れてしまった。
全て私の責任だ。

4年生はこれで学生フットボールを卒業する。悔しいだろう。無念だろう。しかし彼らは一所懸命に頑張った。相対的な結果として試合には敗れたが、彼らの努力が絶対的に否定されたわけでは決してない。
むしろ、この4年間の経験は、これから先の長い人生で必ず役に立つはずだ。自分たち自身の努力に報いるためにも、しっかりと活かして欲しい。

最終戦には、たくさんのOB/OGが応援に駆け付けてくれた。サイドラインから大声で励まされ、選手たちも心強かったに違いない。私も大いに勇気づけられた。

休息をとり、再びKayaksは前へ向かって歩き始めるだろう。ぼんやりと遠くを眺めて何気なく進むのではなく、行き先と道順をしっかり確かめ、一歩一歩着実に前進していくに違いない。
そうできるだけの「強い心」を、Kayaksはきっと身に付けたはずだから…。

魅力あるチーム

スポーツ推薦入試が今週木曜に実施される。
現行制度になってから入部の実績はないが、今年こそKayaksでの活躍を夢に描いてくれる高校生が、試験を見事パスして入学してくれることを心から期待している。

Kayaksは、成績こそ今年も残念ながら振るわなかったが、本当に充実した大学生活を送り、真の友情で結びついた仲間を得るだけの魅力あるチームであると誇りを持って言う事が出来る。
新しい仲間が、数多く加わってくれることを期待している。

コーチの手腕

武田建/柳敏晴 共著 『コーチングの心理学』(日本YMCA同盟出版部 1982 pp.24-25)にこう書いてある。

「コーチの手腕は勝星だけで決まるものではない。入部してきた子がどれだけチームやクラブに残るかも大切な評価のポイントではないだろうか。
やめてゆく子はけっしてそのスポーツが嫌いでチームを去るのではない。指導者のあり方、練習の仕方、クラブの雰囲気に原因があることが少なくない。やめていった子どもは、スポーツを通してすばらしい経験をするチャンスを失ってしまうのである。コーチになったら、一人でも参加者がやめないように、チームを明るくし、楽しくし、そしてひとりひとりが、チームのなかでの『自分の場』をもてるように指導してゆきたいものである」

長い引用となってしまったが、Kayaksが今の状態に陥った後、なかなか復活できない最大の要因である「人数不足」を解決する、ひとつの方法として明記した。
部員を集め、辞めずに続けさせることが、アサイメントやテクニックを教えるのと同じぐらい(あるいはそれ以上に)コーチにとって重要な責務である、ということだ。
これまで、リクルート活動には余り口を挟まずに部員たちに任せてきたが、彼らの自主性を奪わない程度に指導的役割を果たしていかねばならない。
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プロフィール

k_sone

Author:k_sone
東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の前監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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