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第64回ライスボウル

東京ドームで行われたアメリカンフットボール日本選手権第64回ライスボウルは、社会人王者オービックシーガルズが24-0で学生王者立命館大学パンサーズを下し、5年ぶり4回目の優勝を決めた。

大きな点差が開かなかったのは、オービックのオフェンスが多少調子が悪かったこともあろうが、立命館ディフェンスの強さが際立っていたと言えるだろう。立命オフェンスは無得点に終わったが、これはオービックディフェンスの強さもさることながら、立命オフェンスが浮き足立っていた印象が強い。学生王者にとっては悔しい内容の試合だった。

さて、点差は開かなかったが、やはり社会人と学生の力の差は相当大きいと感じた。もはや、日本選手権として社会人王者と学生王者が対戦する時代は終わっているのではないだろうか? 個々人のヒットの強さは立命館の選手も決して引けを取らなかったが、チームとしての力の差は歴然としていて、見ていて面白かったかと言われると、ワクワクするような興奮は得られなかったというのが正直なところ。社会人アメリカンフットボール(Xリーグ)が様々な逆風にさらされながらもしっかりと成長してきたということで、学生チームと日本一を賭けて対戦する意味はもう無くなったのではないだろうか?

ところで、オービックの最初のタッチダウンを決めたワイドレシーバー萩山竜馬選手は東北大学ホーネッツ出身で、昨シーズンから母校のヘッドコーチも務めている。彼の活躍はホーネッツのみならず、東北学生リーグに所属する各チームの選手たちにとって大いに励みとなったに違いない。彼に優るとも劣らない活躍を、今シーズンの東北学生リーグの各選手が見せてくれることを期待している。

  • アメリカンフットボール日本選手権 第64回ライスボウル by プルデンシャル生命オフィシャルサイト
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    第65回甲子園ボウル

    パナソニック電工杯第65回毎日甲子園ボウルをテレビ観戦した。
    リーグ戦が三つ巴の3校同率優勝となった関西学生リーグの立命館大学パンサーズと、北海道代表の小樽商科大学トマホークスを準決勝で破り、クラッシュボウル決勝で法政大学トマホークスを退けた早稲田大学ビッグベアーズの対戦。特に事前の情報を詳しく得ていた訳ではなかったが、早大の1,000ヤードラッシャー末吉選手がどんな走りを見せてくれるのかに注目していた。

    しかし、結果はご存知のとおり、ライン戦で力負けした早大は末吉選手を走らせることができず、21-48というスコアで敗れてしまった。大学フットボールは「西高東低」と言われて久しいが、立命館のラインの強さは圧倒的で、1,000ヤードラッシャーは完全に封じ込まれてしまった。

    過去の記録を元にした正確な分析ではないが、今年の甲子園ボウルはランプレーの比重が相当に大きかった。素晴らしいランナーが両チームにいたこともその大きな要因だろうが、昨年の関西大学カイザーズのクォーターバック原口選手を思い出させるような力強いランを度々展開した、立命館大学のクォーターバック谷口選手の印象が大きい。走れるクォーターバックは過去にも多く存在したが、密集の中をフルバックのように力強く突き進むクォーターバックというのは、いわゆるワイルドキャットから派生した新しいスタイルと言えるかもしれない。

    それにしても立命館大学のラインメンの強さは、ヘンな表現だが「学生ばなれ」していたなぁ~

  • パナソニック電工杯第65回毎日甲子園ボウルオフィシャルサイト
  • 甲子園ボウル:立命大、ライン戦を制し快勝 早大降す (毎日新聞)
  • 「西高東低」再び浮き彫りに 甲子園ボウル (朝日新聞)
  • [アメフット]立命大・米倉HC就任2年目で優勝の喜び…甲子園ボウル (おおさか報知)
  • 第63回ライスボウル

    アメリカンフットボールの第27回日本選手権、第63回ライスボウルをテレビ観戦した。
    試合は、鹿島ディアーズが接戦の末に関西大学カイザースを下し、12年ぶり2度目の日本一の座に着いた。

    先制は関西大学。第1クォーター3分、互いにパントを蹴りあったあとの鹿島オフェンスのセカンドシリーズのファーストプレー、ラインをずらりと並べたフォーメーションから投げたフラットゾーンへのパスを関大ディフェンスバックが見事インターセプト。そのままリターンしてタッチダウンというビッグプレーで先制した。
    関西大学は第1クォーター終盤にも鹿島のロングパスをインターセプト。しかしここは鹿島ディフェンスが踏ん張り、パスカットしたディフェンスラインが地面に落ちる前に自らボールをキャッチしてインターセプトするというビッグプレーのお返し。フィールドポジションも敵陣30ヤード付近と良く、これでモメンタムが一気に鹿島に傾くかと思われたが、鹿島オフェンスはゲインできず…と言うか関西大学のディフェンスが非常に力強く、ここは鹿島オフェンスはパントに終わった。

    第2クォーターに入った直後、逆に関西大学はロングパスで敵陣深く攻め込むと甲子園ボウルでも走りまくった俊足ランニングバックが好ゲイン。タッチダウンこそならなかったが、4分、フィールドゴールを蹴って関大が3点を追加した。
    しかし、第2クォーター中盤からは鹿島の強力なランプレーがコンスタントにゲインし始め、前半残り30秒、好パントを蹴った鹿島はセーフティでこの試合最初の得点をあげた。そのまま前半は終了し、スコアは10-2。オフェンスの得点は関大のフィールドゴールのみという、ロースコアでディフェンシブなゲーム展開となった。

    後半、第3クォーターは関西大学のキックオフリターンで試合再開。
    関大オフェンスはラン、パスが徐々にリズム良く噛み合い、タッチダウンはまたも奪えなかったがフィールドゴールレンジまで前進。そして5分、フィールドゴールで3点を追加して13-2と関大がリードを広げた。
    しかしその後は鹿島ディアーズがジリジリとゲインを重ね、9分、ようやくパスでタッチダウンを獲得(リバースアングルから見ると…?)、その後の2ポイントコンバージョンも成功させ、13-10と3点差に詰め寄った。

    その直後、関大オフェンスは見事なランアフターキャッチで敵陣30ヤード付近まで攻め込み、12分、44ヤードのフィールドゴールを成功させて3点を追加した。対する鹿島オフェンスは続くシリーズでも相変わらずコンスタントにゲインを重ね、第4クォーターに入ってもその前進は止まらず、関大ディフェンスバックの素晴らしいパスカバーでタッチダウンこそ阻止されたが、フィールドゴールの3点を奪い返して、鹿島が再び3点差に詰め寄った。

    このあと、関西大学は長く時間を費やしながらゲインしたかったところだろうがプレーが上手く噛み合わず、ここは4つ目のプレーでパントを蹴らされ、鹿島はテンポ良くオフェンスチームがフィールドへ出てきた。勢いのある鹿島オフェンスは、第2クォーター中盤以降コンスタントにゲインを重ねるランプレーで前進し、7分、フィールドゴールを成功させて、ついに鹿島が16-16と同点に追いついた。

    何とか加点したい関大だが鹿島ディフェンスに前進を阻まれ、5分余りを残してパントで攻撃権を鹿島に譲渡。その鹿島は、ここまで負傷欠場していたエースクォーターバックを投入。リズミカルなオフェンスはさすがと思わせたが、関大ディフェンスも粘り強く守って、残り3分、鹿島にパントを蹴らせて攻撃権を奪い返した。
    慎重に攻めたいはずの関西大学だったが、残り2分余りでスペシャルプレーを選択し失敗。しかもファウルを取られ、パントも短く、自陣32ヤード付近から鹿島が攻撃することを許してしまった。鹿島は無理なく時間を上手く使いながら力強いランプレーで関西大学をジリジリと後退させ、フィールドゴールで3点を加点し、この時点で試合終了。19-16で鹿島ディアーズが勝利し、アメリカンフットボール日本一の座に着いた。


    予想外の点の取り合いとなった甲子園ボウルとはまた違った、ロースコアの緊迫した試合展開は見応えがあって楽しかった。社会人寄りのテレビ解説が聞いていて耳障りだったが、毎年春にクリニックで来仙してくれている鹿島ディアーズが日本一になったのは、素直に喜ばしい。鹿島ディアーズには東北学生リーグ出身の選手もいて活躍していたし、この試合でMVPに選ばれた鹿島の選手が、関東・関西の1部校出身者ではないというところも、今シーズンから甲子園ボウルへの道が地方リーグにも開かれたことを指し示す、何か象徴的な出来事だった気がする。

    それにしても関西大学カイザースは良いチームだった。事故などと評されて残念だったが、あの最初のパスインターセプトからのリターンタッチダウンも含め、マグレでXリーグの覇者からタッチダウンや得点が奪えるほどフットボールは簡単なスポーツではないはず。しかも、失点は僅か19点。セーフティを除けば、ディフェンスでの失点は僅か17点で、これは一般的に許されるディフェンスの失点に等しい。関西学生リーグ内でさえ優勝候補ではなかったとのことだが、実力ある、そして溌剌とした笑顔が印象的な、強いチームだった。

  • 鹿島ディアーズ公式ウェブサイト
  • 関西大学カイザース公式ホームページ
  • 日本代表対ノートルダム・レジェンズ戦

    7月25日(土)に東京ドームで行われた日本アメリカンフットボール75周年記念事業「ノートルダム・ジャパン・ボウル2009」日本代表対ノートルダム・レジェンズ戦をビデオ観戦した。

    試合はノートルダム・レジェンズのキックオフで始まった。
    日本代表は35ヤード付近までリターンして最初のオフェンスプレー。しかし初っぱなから日本はメンバー交替が上手くいかなかったのか、いきなりタイムアウト。
    仕切り直しのファーストプレーはショットガンからQB高田のスクランブルで8ヤードほどゲイン。セカンドプレーはハンドオフして右オープンを走ってファーストダウンを更新した。日本オフェンスは順調な滑り出しに見えたが、それよりもノートルダムディフェンスの集まりの速さ、タックルの厳しさが目立った。
    その後も日本はランとパスをバランス良く織り交ぜてゲインを続けるが、ミドル~ロングパスが決まらない。そして敵陣20ヤード付近での第4ダウンギャンブル、日本はハンドオフプレーをノートルダムディフェンスのキッチリと止められてしまう。

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    第62回ライスボウル

    アメリカンフットボール日本選手権第62回ライスボウル、立命館大学パンサーズ対パナソニック電工インパルスの試合をテレビ観戦した。

    立ち上がり、3回のプレーでダウンを更新できずにパントを蹴ったパナソニックに対し、戦前は劣勢が予想された立命館が最初のシリーズでクイックヒッティングパスを正確に通し、タッチダウンを獲得。トライフォーポイントのキックも成功して7-0と先制した。

    立命館は、次のオフェンスシリーズも44ヤードのフィールドゴールに結びつけて3点を追加。立命館がパナソニックをスピードで圧倒しているのは、テレビの映像を通して見ても明らかだった。

    第1クォーター終了間際、パナソニックは敵陣ゴール前までパスで前進するが、ここは立命館のディフェンスが踏ん張ってタッチダウンを許さず、続く第2クォーター開始直後にフィールドゴールで3点を与えるだけに止めた。

    勢いに乗る立命館は、続くオフェンスでもパスとランでパナソニックを翻弄して見事なタッチダウン。キックも成功で17-3とリードを広げる。

    徐々に歯車が噛み合い始めたパナソニックのオフェンスは、第2クォーター終了間際に再び敵陣へ攻め込み、ようやくタッチダウン。17-10と差を詰めたが、見た目にはむしろ立命館ディフェンスの強さが逆に目立ったような印象だった。

    前半は予想外の展開で立命館大学がリードして終えた。しかし、第2クォーター中盤から立命館には負傷者が出始めており、自力とサイズに勝る社会人チームが後半は有利なのでは?という思いを持ちつつ、さらに白熱した後半戦を期待した。

    その第3クォーター立ち上がり。
    ファウルによる罰退もあってパントに終わった立命館オフェンスに対して、パナソニックオフェンスはロングゲインこそないものの個人技でジリジリと前進。立命ディフェンスのガマンもあってフィールドゴールに終わったが、17-13と徐々に点差を詰めてきた。

    ややチグハグ感が出てきた立命オフェンスだが、パナソニックオフェンスもなかなか波に乗りきれない。何とか個人技でボールを失わずに前進し続けているが、時間をかけて、というより、時間がかかってしまっているという印象。結局第3クォーターの追加点は3点のみで終わってしまう。

    第4クォーターに入ると立命館ディフェンスが息を吹き返し、鋭いパスラッシュでパナソニックにプレッシャーを与える。そしてここでビッグプレー!第4ダウンギャンブルのパスを見事インターセプト。その後のオフェンスはパントになったが、立命館はパナソニックを自陣深くまで押し込むことに成功した。

    パナソニックオフェンスはそこからジリジリと時間をかけて前進。立命館陣まで攻め入るが、立命ディフェンスはやはり強かった!第4ダウンギャンブルを止めて攻守交替。立命オフェンスは時間を流すプレーを選択して、残り58秒まで時計を進めてパントを蹴った。

    点差は僅か4点。自陣20ヤード、残り時間52秒からパナソニック電工の最後のオフェンスが始まった。

    まずはパス成功。しかしインバウンズでプレーが終了したため時計が止まらない。その後もパスを成功させ、残り21秒、再びインバウンズでタックルされたためボールをスパイクして時計を止める。その後もパスを成功させて敵陣32ヤードまで攻め込み、残り7秒、パナソニックはラストパスをエンドゾーンに投げ込んだ。

    大きな弧を描いたボールは、エンドゾーン内で待つパナソニックのレシーバーではなく、空中で競り合う立命館のディフェンスバックが奪い取った。パスインターセプションでボールデッド。そしてタイムアップ。第62回ライスボウルは、立命館大学パンサーズの5年ぶり3回目の優勝で、実に劇的に幕を閉じた。

    途中やられはしたが、今日の立命館ディフェンスはパーフェクトに近かったのでは? テレビ解説の方もおっしゃっていたが、プレー開始前に既にどんなプレーかがわかっているかのようなプレーぶり。用意周到な準備と自信、そしてスピードがフットボールにとってどれだけ重要かということを改めて思い知らされた。

    日大工学部対秋田大学

    今日も午前中は青空で暖かかった仙台だが、午後は曇って気温もグッと下がって冷え込んだ。しかし、心配された雨は降らず、寒さを除けば良いコンディションで東北学生リーグの1部2部入れ替え戦が行われた。

    試合は1部リーグ5位の日本大学工学部クロウジャッケルズが17-25で2部リーグ1位の秋田大学オーガーズに敗れ、秋大が1部リーグへ昇格した。

    (詳細は「続きを読む」で。かなりの長文です)

    続きを読む

    第23回パインボウル

    第23回アメリカンフットボール北日本大学王座決定戦「パインボウル」を観戦した。

    昨日まで穏やかな秋晴れがずっと続いていた仙台だったが、今日は朝から小雨が降り、試合開始時には一旦止んだようだったが、その後は雨が降ったり止んだりという不安定な空模様だった。
    試合は、東北大学ホーネッツが北海道大学ビッググリーンを36-24で下し、12月14日(日)に札幌で開催されるシトロンボウルへと駒を進めた。

    (詳しい内容は「続きを読む」で。かなりの長文ですが…)

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    k_sone

    Author:k_sone
    東北学院大学体育会アメリカンフットボール部Kayaks(カヤックス)の元監督。部員数が激減して廃部寸前にまで陥ったチームを立て直し、東北学生1部リーグに昇格させた。2011年5月、監督を辞任。

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